ドコモが「カケホーダイ&パケあえる」に一本化し、ソフトバンクも11月末で「スマ放題」へ一本化する予定であるなど、完全通話定額プランへの移行を進める携帯電話各社。
データ利用中心のユーザーが割高になることもあって、通話をほとんどしない層から不満の声が高まる中、auが旧プランを今後も存続させる方針であることが明らかになりました。
KDDIの田中社長が2014年冬モデル発表会で報道陣に明かした内容によると、同社は新プラン「カケホとデジラ」だけでなく、旧プランとなる「LTEプラン」も存続させるそうです。
これはiPhone 6商戦において旧プランと新プランの両方を選べるようにしたところ、音声通話をほとんどしない若年層は旧プラン、データ通信をほとんどしない中~高年層は新プラン……というように分かれたことを受けたもの。
田中社長は「『選べる自由』を言っている以上、どちらかに寄せようという気はない」とコメントしています。
なお、田中社長によるとiPhone 6商戦の感触はドコモが参戦した昨年のiPhone 5s/5cよりも良いとのことで、au版を選んだ理由の1位に「キャリアアグリゲーション」、2位に「スマートバリュー」が挙げられているとしています。
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