スマホの普及でSkypeやLINE、Viber、Googleハングアウトといった、音声をデータ化してインターネット上でやりとりする「VoIP」を使った無料通話アプリが人気を集めていますが、携帯電話会社がとんでもない施策を導入しました。
Airtel starts charging for VoIP data on 2G and 3G, calls on Viber and Skype not to be covered by data packs
上記の記事によると、インドの携帯電話会社「Bharti Airtel」が通信サービスの規約に加えた新たな項目が話題になっているそうです。これはVoIPアプリを使った発信・着信に対してはデータパックが適用されず、別途従量課金が行われるというもの。
赤枠部分が追記されたサービス内容。VoIPでの通話に対して、3Gネットワーク利用時は10KBごとに4パイサ、2Gネットワーク利用時は10KBごとに10パイサが課金されるとしています。
VoIPアプリによって通話料収入が減少してしまったことを受けたと思われる今回の措置。
しかしながら同じデータ通信であるにもかかわらず、特定の通信のみデータパックなどの割引から除外して従量課金するというスタンスには「不公平だ」という意見も上がっているため、今後どのような展開を見せるのかが気になるところです。
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