「Xperia Z4」もドコモ、au、ソフトバンクから発売へ、au版は3G非対応の特殊仕様に

シリーズで初めて大手3社すべてから発売された「Xperia Z3」に続いて、「Xperia Z4」もNTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルから発売されることが明らかになりました。


モバイル系ブログメディア「blog of mobile」が報じたところによると、Xperia Z4のNTTドコモ版とみられる「PM-0793-BV」やau版とみられる「PM-0792-BV」、ソフトバンク版とみられる「PM-0794-BV」が相次いで技適を通過したそうです。

認証を受けた周波数帯は以下の通り。ドコモ版は新たにスタートする予定の700MHzを含む5バンドのLTEに対応し、ソフトバンク版は700MHzを含まないものの、ワイモバイルの1.7GHzを含む3つのLTEとAXGPに対応しています。

・ドコモ版
LTE:700MHz、800MHz、1.5GHz、1.7GHz、2.1GHz
3G:800MHz、2.1GHz

・au版
LTE:700MHz、800MHz、2.1GHz、2.5GHz(WiMAX 2+)
3G:なし

・ソフトバンクモバイル版
LTE:900MHz、1.7GHz、2.1GHz、2.5GHz(AXGP)
3G:900MHz、2.1GHz

なお、特筆すべき事項として、au版は新たにスタートする予定の700MHzを含む3バンドのLTEとWiMAX 2+に対応する一方で、唯一の3G非対応モデルとなる模様。

これはLTEが3Gと同等のエリアまで拡大し、ずっとLTEでつながり続ける環境が完成したことを受け、3Gを捨てて音声通話やデータ通信すべてをLTE上で完結する「au VoLTE」に対応したモデルになることを意味します。

ちなみに現在発売中のXperia Z3。左がドコモ版、中央がau版、右がソフトバンク版で、一見同じように見えますが……

裏返してみるとその差は一目瞭然。au版が中央に「XPERIA」、ソフトバンク版は「SONY」のロゴをあしらう一方で、「docomo Xi」を配して自社色を強く打ちだし、担当者が「ベストなバランスを考えたデザイン」とコメントしたドコモ版に対しては一部ユーザーから不満の声が上がっていましたが、Z4でも踏襲するのでしょうか。

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