ネットで賛否が激論となっているフライドポテト載せ蕎麦の「ポテそば」にトライしてきました

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汁そばにフライドポテトを載せていいのか。ツイッターなどで激しい議論を呼んだこの組み合わせはアリなのか、その疑問を解消すべく実食してきましたのでレポートします。

この一見とんでもないメニューが登場するのは大阪市淀川区の十三(じゅうそう)。淀川に面し、梅田から2駅ほどの立地ですが、阪急電車の主要3線が神戸と宝塚、そして京都へと分岐する乗換駅として多くの通勤通学客が利用するヘビーメルダー的な駅といえば関西以外の読者の皆様も想像いただけるでしょうか。

また、十三といえば去年3月に大きな火災があり、西口の飲食街で36店舗が焼失したことは全国的なニュースになりました。新宿のゴールデン街やションベン横丁のような趣の、アジア感溢れるお手頃価格な飲み屋街は筆者も何度もお世話になっています。

阪急十三駅前で火災、36店舗焼ける 4万5千人に影響:朝日新聞デジタル

十三はまた、音楽好きにとっては十三ファンダンゴという伝説的なライブハウスのロケーションとして聞き覚えがあるかもしれません。ウルフルズがインディーズ時代に活動していたことでもよく知られています。

多くの人が行き交い、風俗街や歓楽街、雑多な飲食街に人々と音楽ががひしめきあう十三。この地でなぜ汁そばにフライドポテトが載せられることになったのか、謎としか言いようがありません。

「ポテそば・うどん」が提供されるのは阪急十三駅の2番線3番線ホームに店を構える「阪急そば若菜 十三店」。阪急そばの提案する「アメリカンそば・うどん」の一環として登場したというのがその経緯ですが、あまりのインパクトにツイッターなどのネット上では昨日午後の情報リリースにもかかわらず、賛否両論が吹き荒れました。

まるで洋風「アメリカンそば・うどん」 「ポテそば・うどん」新登場 2月6日(金)より阪急そば若菜 十三店のみの限定販売|株式会社阪急阪神ホテルズのプレスリリース

否定論者は単にあり得ないと拒絶感を露わにする人が多かったようですが、肯定論者はこのポテそば・うどんの既存のそばとの類似点に着目。

「かき揚げを載せた天ぷらそばと同じくくりでは?」
「コロッケそばよりはありな気がする」
「うどん県では揚げ物と汁うどんは日常」


などなど、考えてみれば確かに似ているかも…と思わせる意見が続出していました。

であれば、もう食べてみるしかないですよね。ということでBUZZAP!取材班は早速阪急十三駅にて実食してみることにしました。

こちらが十三駅の2番線3番線ホーム。階段を降りるとさっそく飲食店が並んでおり、駅ナカ激戦区と言って良さそうです。


階段を回り込むとすぐに「阪急そば若菜 十三店」があります。お昼前でしたが結構な混みあい。


本日発売。ポテトがドーン!!な「ポテそば・うどん」です。ポテト別盛りというは優しさなのか妥協点なのか。染み具合と食べ頃を自分で楽しむための心意気と解しておきましょう。


席につくとあちこちから「ポテそば」「ポテうどん」の声が聞こえます。やはり聞きつけて食べに来たチャレンジャーがいるようです。


混んでいましたがさすが駅ソバ、5分ほどでやってきました。何の変哲もないかけそばとフライドポテトです。前情報がなければ単なる付け合わせにしか見えません。ちなみに東日本の方には汁が薄すぎて驚かれるかもしれませんが、だいたいこれくらいが関西標準です。


どちらも一口ずつ食べてみましたが、どちらも普通にそばとフライドポテトでした。さあ、ショータイム、ざらざらざら。全ぶっかけです。


なんといいますか…衝撃やインパクトというよりは何かの間違いのようなヴィジュアルです。しかし問題は味です。食べてみます。


結論から言うと、これは全然ありです。肯定論者が天ぷらそばなどと似ているというのはまさにそのとおりで、塩味と油が出汁の風味と絡み合って絶妙です。そばがあっさりしているためそれでも重くならず、さらさらと食べれてしまいます。しかもポテトがあるので物足りなさもなく、しっかり満腹になれます。


イメージとしては「じゃがいものかき揚げ」を入れたような食感というと一番近いでしょうか。衣がない分、むしろ食べやすいくらいかもしれません。370円という価格もお手頃です。関西圏にお住まいの方は乗り換えの時にさらっと食べに入ってみるといいかも。

そして自らハードルを大きく上げた阪急そば。アメリカンそば・うどんの次回作はどんな衝撃を私達にもたらしてくれるのでしょうか。「Tボーンステーキそば・うどん」「極厚ベーコンそば・うどん」「フライドチキンそば・うどん」「ピザそば・うどん」など、妄想ばかりが膨らみます。

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