熱帯アジア感が溢れまくる、高知県高知市の「日曜市」を歩いてみました
坂本龍馬、闘犬、鰹のタタキなど、ワイルドなイメージで知られる高知県。実際にその街を歩いてみると、日本とは思えないほどアジア感が全開でした。
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高知県は言わずと知れた四国の中の1県。太平洋に面していることから独自の気風があり、坂本龍馬らの維新志士の活躍などとも相まって、質実剛健でワイルドなイメージで語られることが多いもの。でも本当のところはどうなのか。イメージや噂はほんとうなのか。BUZZAP!取材班が高知を歩いてみました。
高知に旅行に来て日曜日の朝、まず直ぐに目に付くのは追手門通りの片側を丸ごと使って開かれる日曜市です。元禄3年(1690年)に始まり300年以上続けられてきたという長い歴史を持つこの日曜市では全長1.3kmに500もの露天が軒を並べます。
中央分離帯のトロピカルな並木とどこまでも続く市場の賑いを見ていると、日本というよりは熱帯アジアの街に迷い込んだような気分になります。
売られている商品は野菜や果物、漬け物にお菓子などの食料から金物、植木などまで実に様々。基本的に観光客向けではなくあくまで地元の人のための市場という品揃えですが、田舎寿司や柚子酢など高知ならではの味覚やお土産を発見できるので、じっくり歩いてみるのがオススメ。
ホクホク!うまい!素朴で飽きない味で、いくらでも食べれそうな気分になります。
このお店などで売っていたのは田舎寿司。野菜を用いた独特なお寿司で、ハス、こんにゃく、小松菜、たけのこなどなど、山の幸がたっぷり。
さば寿司とのセットを買いました。どうでしょうこの色合い。ひとつひとつしっかりと味の違いが出ており美味。お弁当にぴったりです。これで500円を切っているのですからお得です。
こちらで売られている瓶詰めの液体は柚子酢。ポン酢やドレッシングを作るのに最適です。
※なお、平日にも高知市内の各所でより小規模な街路市が行われ、近隣住民の生活に根ざした生活市場となっています。写真は高知県庁前の木曜市のもの。あいにくの雨でしたが幼稚園生らが社会見学に訪れていました。
日本ではなかなか見ることのできない、活気に満ちてしかも毎週複数回開催される街路市。アジア諸国を訪れたことのある人なら懐かしさすら感じてしまうのではないでしょうか。
年末年始と8月のよさこい祭り本番当日を除き年間を通じて毎週開催されているのも根付いていればこそ。日程を併せて訪れる価値は十分にありです。
次回はこの日曜市からも目の前にある、朝から鰹のタタキをモリモリ食べながらお酒も飲めてしまう「ひろめ市場」に突撃してみます。
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