京セラが北米に続きヨーロッパのスマホ市場に進出、独自路線で世界展開へ


日本メーカー勢が携帯電話事業から撤退、縮小を余儀なくされる中、京セラがヨーロッパの携帯電話市場に進出することを表明しました。詳細は以下から。

京セラのプレスリリースによると、同社は今春以降、ドイツ、フランス市場を皮切りに高耐久スマホ「TORQUE(トルク)」の欧州展開をスタートするそうです。

同社がスマホでヨーロッパ市場に参入するのは初のことで、昨年春からテストマーケティングを行い、市場性の検証やユーザーのニーズの把握など、販売に向けた準備を進めてきたとのこと。

投入される「TORQUE(KC-S701)」。基本的な仕様は昨年夏にauから発売された国内版「TORQUE G01」とほぼ同じです。

ドイツおよびフランス市場では、現地ディストリビュータと提携し、企業や法人、官公庁などの法人市場および個人をターゲットとしたSIMフリー端末として提供する方針としています。

なお、京セラは2013年のアメリカ市場を皮切りに、日本、カナダ、そしてコロンビアなどの中南米市場へと、高耐久性スマホの発売範囲を拡大。並みいる強豪に押されて海外市場から手を引く国内メーカーが相次いだ中、逆に打って出る姿勢を見せています。

京セラ、欧州の通信端末市場へ参入 | ニュースリリース | 京セラ

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