明治学院大学生が学生向けに考えたSNSを使う際の5つの合言葉が「そのとおりだ」とネットで大きな反響を読んでいます。詳細は以下から。
明治学院大学の学生向けページに学生広報委員が考えた合言葉がネット上で大きく同意を得て広まっています。
SNSのための5つの合言葉 明治学院大学
この5つの合言葉は「SNSの利用法、なにかまちがっていませんか? その実態に切り込む5か条を明学生が考えました!」として提示されたもの。元々は学生向けとはいえ、実に全てのユーザーたちに共通する優秀な合言葉であるとして(半ば自戒を込めながら)ネット上で賞賛の声が広がっています。
合言葉を眺めてみると、当たり前といえば当たり前ながら非常に大切な視点が備わっていることが分かります。ひとつづつ見ていきます。
・友達はフリー素材じゃありません。
肖像権やプライバシーに関する合言葉。SNSに写真を掲載した時にどこまでリーチするのかは非常に重要な問題です。クローズドでない設定では写真はどこまでも拡散し、二次使用される可能性も十分にあります。特にハメを外したままSNSでの現状報告などの時は要注意です。
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・その個性の出し方、間違っていませんか?
ツイッター上でいわゆるバカッターと呼ばれる、バイト先で冷蔵庫に入るような愚行を個性と勘違いし、あまつさえSNSにまで投稿することがないように、という警句。一時期に比べて沈静化しましたが、学校や仕事先に迷惑をかけるだけでなく犯罪者になる場合もあるので冗談ではすみません。
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・デマの中継所にならないでっ!
SNSはデマの宝庫です。BUZZAP!でも片山さつきや百田尚樹のデマを取り上げたことがありますが、いずれも数百件から数千件のリツイートが行われていました。自分の嫌いなものを叩いていたり、自分の考えに沿った内容だからといって拡散する前にまずはソースの有無や確実性を自分で検証することが必要です。
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・昨日、SNSで何を見たか、思い出せますか?
寝ても置きても誰かと話していてもSNSのいいね!やコメントが気になってしまう人、多いですよね。SNSはツールとしては便利ですが、そればかりに囚われてしまうのは考えものです。
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・歩きスマホは、歩く武器。
これも本当に危険です。前を見ずにスマホに夢中な人の動きは予測しづらいもの。もちろんいつどこにいてもLINEやFacebookメッセの通知は届いてしまうのですが、立ち止まって道路脇に避けるなどワンクッションを自分で置く努力は大切。
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いかがでしたでしょうか?あるあると思ったり、それは当たり前だろ!という話かもしれませんが、SNSユーザーなら少なからず身に覚えがあるのではないでしょうか。どんどん便利になるネット環境だからこそ折に触れて見直したい合言葉です。
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