Samsungが自社のスマホ発表イベントで大規模なヤラセを行っていたことが判明しました。詳細は以下から。
Samsung caught hiring 'fans' to attend S6 press conference|WantChinaTimes.com
Report: Samsung paid 500 fake fans to attend Chinese press event for the launch of its new flagship phones
海外メディアの報道によると、Samsungが最新スマホ「Galaxy S6」のお披露目イベントを中国で行った際、実に1000人のファンが発表会場に詰めかける盛況ぶりを見せたそうです。
しかしフタを開けてみると、実際はSamsungが依頼した業者によって集められた「サクラ」が数多く含まれており、参加者の実に半数にあたる、500人にも達したとのこと。
さらに地元紙は集められたサクラについて、「30歳未満で、学生のように見えること」が要件だったことや、報酬として参加者には30人民元(約580円)、業者に対しては参加者1人につき20人民元(約390円)が支払われたことを暴露。
Samsungが対価を支払うことで、オンラインのコミュニティなどでGalaxyシリーズのファンページを開設し、積極的に情報を発信するプロの「ファン」をでっち上げていたことも判明しています。
なお、イベントに集められた自称ファンたちは、居合わせたメディアに対して「Galaxy S6シリーズに興味があるからイベントに参加した」とコメントするよう言い含められていたものの、参加者の半数以上はお披露目された「Galaxy S6」や「Galaxy S6 Edge」をiPhoneで撮影していたと報じられています。
ちなみに2014年の第4四半期以来、中国国内で最も人気のあるスマートフォンはiPhoneで、市場シェアは27.6%に上昇。iPhone 6やiPhone 6 Plus、XiaomiのRedmiがシェア上位を占める中、Samsungのシェアは失われつつあるのが現状です。
売り上げランキング: 1
・関連記事
SamsungがHTCを中傷する工作、学生を雇ってネガティブキャンペーンを展開 | BUZZAP!(バザップ!)
【さらに下方修正】VAIO Phone、初週売り上げ惨敗 | BUZZAP!(バザップ!)
iPhone 6cはプラスチック筐体採用、5cよりも低価格で展開か | BUZZAP!(バザップ!)
日本市場で崖っぷちのSamsung、「Galaxy S6」で本気の一大攻勢へ | BUZZAP!(バザップ!)
Galaxy S5の微妙なカメラ、日本メーカーが協力を拒んだ結果であることが明らかに | BUZZAP!(バザップ!)
「Galaxy S6 Edge」を床に何度もバシーンバシーン!と叩き付けて耐久性を試した衝撃的なムービーが公開される | BUZZAP!(バザップ!)