2億km彼方の火星でも、地球と同じ日が沈むことが実感できる1枚の写真

(Photo by NASA)

地球からはるかに離れた火星も同じ太陽系の惑星。地球と同じ日が沈んでゆくのです。

地球から2億2500万km(Google調べ)という途方も無い彼方に浮かぶ太陽系第4惑星、それが火星。ですが、もちろん同じ太陽系の惑星ですから、地球と同じ太陽が昇り、そして沈みます。

NASAの火星探査機Curiosityが撮影した最新の火星の日没写真がこちらです。仄暗いグラデーションを描いて重なりあう山の稜線に太陽がゆっくりと沈んでゆくのが見て取れます。もちろん火星ですから山に木は生えておらず、チベットのような高地や砂漠の日没を思わせます。

(クリックして拡大)

想像できないほど離れていても同じ日が火星でも沈むこと、そしてそんな遠くにまで人類は探査機とカメラを送り込んでいること、そのあまりの遥かさに少し目眩がしそうです。

NASAは2005年にも火星からの日没を撮影しており、こちらから閲覧することができます。

A Sunset on Mars Captured by the Curiosity Rover

(Photos by NASA

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