スマホ×高画質デジカメ「DMC-CM1」の安価な量産機をパナソニックが開発中
昨年秋にパナソニックが発表したAndroid搭載のスマートカメラ「DMC-CM1」。
一眼レフに迫る画質を目指したカメラを備えただけでなく、スマホとして考えても十分高性能という、かなり異色のモデルでしたが、普及を目指した安価な量産機が開発されることになりました。詳細は以下から。
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日刊工業新聞社の報道によると、パナソニックは「DMC-CM1」の量産モデルの開発に着手したそうです。
すでにヨーロッパや日本で行われた試験販売から得たユーザーの声をベースに、画像処理LSIなどの開発や操作性の改善を進めており、量産機はSIMフリーモデルとなるほか、DMC-CM1の12万円前後という高額な本体価格も見直す方針。
ベースモデルとなる「DMC-CM1」本体。4.7インチフルHD(1920×1080)液晶、Snapdragon 801(2.3GHz、クアッドコア)、2GB RAM/16GB ROM、2600mAhバッテリーを備え、現時点でOSのバージョンはAndroid 5.0。もちろんLTE対応で、スマホとして考えても十分通用する性能です。
暗いところでもキレイに撮れる1インチの2000万画素高感度センサーおよび広角28mmのライカレンズを採用しており、一眼レフに迫る画質を追求。4K動画も撮影できるなど、カメラ部分は「LUMIX」を手がけてきたパナソニックならではのこだわりっぷり。
新たに資本提携したアメリカのベンチャー企業、ディーバとクラウドサービスなどの共同開発も進めており、本体内の保存画像と、クラウド上の管理画像やSNSなどが連動し、見たい画像を音声で素早く探し出せるソフト機能などを開発することで差別化を目指す方針。
なお、気になる量産機の投入時期は2016年を予定。SIMフリースマホが一般的なヨーロッパから順次市場に投入していく予定とされています。
パナソニック、「DMC―CM1」の量産機開発に着手-SIMフリー、来年に欧州投入:日刊工業新聞
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