これは涼しそう、アイスランドの氷河の内部に人工の「氷のダンジョン」がオープン

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日本では蒸し暑い夏が始まろうとしていますが、アイスランドでは氷のダンジョンを歩くことができるようになりました。詳細は以下から。

アイスランドの首都レイキャビクからおよそ150km、アイスランドでも最大規模の氷河のひとつ、ラング氷河に巨大な氷のダンジョンが作られました。

標高1200mのダンジョンの入口へは八輪の巨大なトラックで氷河の上を移動、そこから全長550m、地下30mの氷のダンジョンに潜ることができます。

訪問者は入り口から氷河の奥深くへと潜っていく中で、雪が圧縮されて氷河へと変わっていく様子をつぶさに観察することができます。その中ではクレバスや氷河甌穴、流水、氷の層とその間に広がる空間、様々なタイプの氷雪と、氷河がどのように発達していくのかを見ることが可能。

このダンジョンは元々はツーリスト向けに作られたものですが、アイスランド大学の研究者たちによって氷河の移動の測定などにも使用されます。

また、単に見物だけでなく、ダンジョンの内部に作られた教会で結婚式を上げることもできてしまいます。

紹介動画はこちら。

Into the glacier - YouTube

2015年6月からオープンしたばかりのこのダンジョン、年間を通して訪れることが可能とのこと。なかなか行ける国ではありませんが、アイスランドの大自然を堪能する中で、その懐の奥深くへと潜ってみるのも面白いかもしれません。

ツアーの内容や値段は以下の公式サイトから見ることができます。

Into the glacier - Ice Tunnels and Caves in Langjokull glacier, IcelandInto The Glacier Page Array

Iceland Opens Man-Made Ice Tunnel in Langjokull Glacier Amusing Planet

（Photos by Roman Gerasymenko）