まさに現代のイカロス、54機の「個人用ドローン」を束ねて大空を目指した男


殺人兵器から個人の趣味まで、気がつけばあちこちで目にするようになったドローン。そのドローンに乗って空をとぼうとした男がいました。

ドローンとひと口に言っても、対テロ戦争で使われる殺人兵器からAmazonで購入できる個人の趣味で使うおもちゃまで、多くのシチュエーションで幅広く使われるようになってきました。

もちろん無人機だからドローンと呼ぶのですが、それに乗って「空を自由に飛びたいな!」と夢想した男がいました。YouTubeユーザーのgasturbine101さんは54機のどローンを購入し、フレームに括りつけて束ねます。ドローンは6つのグループに分けて制御され、最大重量164kgで10分間飛行が可能とされています。

まるで小型ヘリコプターのようになったこの機体、鳥の羽を蝋で固めて空をとぼうとしたイカロスを思い出さずに入られませんが、無事に飛び立てるのでしょうか?動画は以下から。

The Swarm Manned Aerial Vehicle Multirotor Super Drone Flying - YouTube

生まれたての小鳥のような不器用さですが、なんとか飛び上がっています。これ以上空高く舞い上がると何かあった時に大怪我をしそうですが、このチャレンジャー精神には驚かされます。

そろそろ鳥人間コンテストにもドローン部門が出てきてもよいのかもしれません。

Looks Dangerous Crazy Person Builds Homemade Flying Machine Using 54 Drone Rotors Geekologie

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