アイアンマン、スター・ウォーズ、アナ雪がテーマの子供用義手が開発される
スーパーヒーローたちがテーマの3Dプリント子供用義手が開発されました。詳細は以下から。
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イギリスのロボット工学会社Open Bionicsがディズニーと協力し、子供たちが大喜びしそうな3Dプリントの義手を開発しました。
ディズニーは技術革新を目指すエンジニアたちをサポートするDisney Acceleratorプログラムの一環として、彼らに無料でディズニーのデザインの使用を許可しています。このプロジェクトはディズニーがFacebook、Amazon、ナイキなどで経験を積んだメンバーらからなる投資や起業支援を行うチームTechstarsと協力して世界の技術革新を手助けするもの。
Open BionicsはイギリスのブリストルでJoel Gibbard氏が起業し、これまでにも多くのアワードに輝いているロボット工学会社です。
今回Open Bionicsが開発した3種類の義手は「アナと雪の女王」のエルサ、「アイアンマン」のアイアンマン、そして「スター・ウォーズ」のライトセーバーをテーマにしたもの。ライトセーバー義手に関してはLEDライトで光り、ライトセーバーを振り回した時のあの「ブォン!」という効果音までもが再現されます。
Gibbard氏によると「既にライトセーバー義手に関しては子供ではない複数の顧客からリクエストを頂いている」とのこと。そしてGibbard氏はこれらの義手を開発した理由を以下のように説明します。
これらの義手の持つ力は、周囲の認識が全く異なるところにある。周囲の人々は「なぜ手を失ったの?」と尋ねるのをやめ、その代わりに「どこでそのかっこいいロボットアームをゲットしたの?それを付けてるのってどんな感じ?どんな風に動くの?」と聞くようになるでしょう。反応が180度変わるんですよ。最大の弱点だと思われていたものが最大の力に変わるのです。
これらの義手は3Dプリントを用いていることから、これまでの義手に比べて低価格で提供できるのも大きな利点。Open Bionicsは2016年末までに3000ドル以下で販売を開始する予定とのことです。
日本で作るなら仮面ライダー、プリキュア、攻殻機動隊辺りが選ばれることになるのでしょうか?このちょっとした発想の転換が子供たちの世界を大きく明るいものに変えてくれそうです。
Robotics Firm Creates 3D-Printed Superhero Prosthetic Arms IFLScience
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