結構あなどれない格安スマホ「Acer Liquid Z530」レビュー、誰でも使えてPCとの同期も超簡単



本日、Acerが日本市場本格参入第一弾となる格安スマホ「Acer Liquid Z530」を発表したので、さっそくレビューをお届けします。

実売価格2万5000円というエントリー~ミドルレンジモデルですが、思った以上にあなどれない仕上がりとなっていました。詳細は以下から。

これがAcer Liquid Z530本体。約5インチHD(1280×720)IPS液晶やMediaTek MT6735(1.3GHz×4)、2GB RAMを備えたモデルで、11月13日(金)発売予定。価格は2万5000円前後を想定しています。


広視野角のIPS液晶と、タッチパネルと液晶モジュールの間の空間を取り除くことで、屋外でもディスプレイが見やすい「Zero Air Gap」技術によって、横から見ても色合いが変わりづらいのが大きな特徴です。



フロントカメラは800万画素。86度の広角撮影に対応するなど、自撮り(セルフィー)を強く意識しています。


背面カメラも800万画素。



スピーカーには立体感のある3Dサウンドや重低音を実現する「DTS Studio Sound」技術を採用しています。


バッテリー容量は2420mAh。可もなく不可もなくといったところ。


側面、底面などはこんな感じです。





特筆すべきポイントはそのラウンドフォルム。丸みを帯びているため、5インチのディスプレイサイズでも持ちやすいのがアドバンテージです。


さらに本体単独でハイレゾ音源の再生にも対応しています。




Acer Liquid Z530は老若男女誰でも使えるよう、使いやすく設計された「クイックモード」を搭載。まずは手軽さを重視した「Easy Mode(イージーモード)」での操作風景。格安スマホというとレスポンスが気になるところですが、苦もなく動作してくれます。


こちらは子ども向けの安全な「Basic Mode(ベーシックモード)」


最後に多機能が使える「Standard Mode(スタンダードモード)」。ごくごく一般的なAndroidの操作体系です


そして最も目玉機能となる「Acer EXTEND」。Wi-Fiを用いてスマホとパソコンを連携させる技術です。



発表会で行われたデモの様子はこんな感じ。Acer EXTENDを使えばスマホで撮った写真をパソコンに保存することなども簡単な上、ゲームの様子などもパソコン上に投影できます。


さらにもっと興味深いのが、「タッチパネルを搭載したWindowsパソコンやタブレットであれば、逆にパソコン側からスマホをタッチ操作できる」という点。もちろんカメラなども利用できます。


ちなみにSIMフリーモデルと銘打ってはあるものの、対応バンドを見る限り、NTTドコモの3GおよびLTE以外で使うことをあまり想定していない仕様に。UQ mobileやmineoのau回線プラン、ワイモバイルSIMなどでの運用は少し難がある点に注意が必要です。

◆Acer Liquid Z530
ディスプレイ:約5インチHD(1280×720)IPS液晶
CPU:MediaTek MT6735(1.3GHz×4)
メモリ:2GB RAM、16GB ROM
背面カメラ:800万画素
フロントカメラ:800万画素、広角86度
国内向け機能:なし
防水・防塵:なし
バッテリー容量:2420mAh
OS:Android 5.1
対応バンド:(LTE)B1、B3、B19、B21、B28 (W-CDMA)B1、B9、B19、B6
その他:ハイレゾ対応

・関連記事
格安スマホ本格参入&Windows Phone開発を表明したAcerのLiquid Z530発表会まとめ | BUZZAP!(バザップ!)

10コアCPU&4スピーカーの変態スマホ「Predetor 6」や「Predetor 8」など、Acerの国内未発表端末レビュー | BUZZAP!(バザップ!)

格安SIM(MVNO)の1Mbps割れが常態化、選ぶ際は注意が必要に | BUZZAP!(バザップ!)

あまりにも惜しい格安スマホ「Zenfone」や「ZenPad」、携帯各社の周波数対応→使えるのはドコモ回線だけ | BUZZAP!(バザップ!)


フォローして最新情報を手に入れよう

モバイルに関連した楽天商品(PR)