昨年12月にKDDIから国内携帯電話会社初となるFirefox OS採用スマートフォン「Fx0(エフエックスゼロ) 」が発売されたのは記憶に新しいですが、今後後継機が発売される見通しが限りなくゼロに近いことが明らかになりました。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、オーランドで行われたMozillaの開発者向けイベントにおいて、端末部門のシニアバイスプレジデント・Ari Jaaksi氏がFirefox OSスマホが今後、携帯電話会社を通じて販売されないことを表明したそうです。
Firefox OSはパナソニックの液晶テレビ「VIERA」に採用されるなど、対応デバイスが広がっており、Mozillaは今後「スマホ以外」への展開を促進する見通し。
もちろん携帯電話会社を通さない形でFirefox OSスマホの販売が続けられる可能性はありますが、強力な販売網が無ければ「第3のOS」としてシェアを拡大するのは非常に困難な話。
中国メーカーの圧倒的な価格攻勢でAndroidスマホの値崩れが著しい今、Firefox OSに期待されていた「格安スマホ」としてのアドバンテージを保つことが難しくなったことも、今回の決定の背景にありそうです。
Mozilla Will Stop Developing And Selling Firefox OS Smartphones | TechCrunch
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