手描き看板に絶妙な味がある大阪・新世界の映画館「新世界国際劇場」が復活していた



浅草と上野を足したような街並みで知られる大阪の歓楽街「新世界」に古くからある映画館で、今年10月に突然休館を告知していた「新世界国際劇場」が復活しました。詳細は以下から。

まずは10月に休館した新世界国際劇場の様子。同劇場は昭和5年(1930年)にオープンした芝居小屋「南陽演舞場」が前身で、昭和25年(1950年)に映画館としてリニューアルオープンした、実に65年もの歴史がある映画館です。

新世界国際劇場・一時休館 - YouTube


何よりも面白いのが手描きの看板。ポスターなどを貼るのではなく、上映作品に登場する俳優を味のあるタッチで再現しています。



そして先日、Buzzap編集部員が通りかかったところ、なんと再開していました。


劇場のスタッフによると11月上旬には再開していたそうです。


手描き看板も健在。


上映予定作品も、よくよく見ると手書きなのが分かります。


極悪非道の暴走傑作アクションムービー」という煽り文句が時代を感じさせます。


入口はこんな感じ。自販機でチケットを買って受付に渡す方式で、朝まで営業しています。


新世界国際劇場は通天閣と天王寺動物園のすぐ近く。新世界を観光したついでに、手描き看板だけでも見てみる価値があります。


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