ドローンとデジタル処理でイスタンブールの街並みがとんでもない異世界になってしまいました。
これはトルコのデジタルアーティストAydin Buyuktasさんが作成した写真シリーズ「Flatland」。Buyuktasさんはドローンによる空中からの撮影とと3Dソフトウェアを使ったデジタル処理によってイスタンブールのスルタンアフメットスクエアやグランバザールを始めとした風景を映画「インセプション」の世界を思わせる異次元空間へと変貌させてしまいました。
ですがBuyuktasさんによると、彼が影響を受けたのは実はインセプションではなく(それでも好きそうではありますが…)Edwin Abbatの「Flatland: A Romance of Many Dimensions」とのこと。なんと1884年に発売されたユークリッド幾何学に関する物語仕立ての本で、まさに古典中の古典。日本語訳はAmazonの中古で9000円近くするという驚きの書物です。
あなたの住んでいる街も視点を変えればこんなにも違って見えてくるのかもしれません。
Aydin Buyuktas turns turkey upside down to form surreal city landscapes
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