国内初の携帯電話初号機「TZ-802型」をはじめ、1998年までの機種を網羅した第1弾に続いて、ドコモが2012年までに発売した全機種まとめ記事をお届けします。
次はいよいよ、携帯電話の歴史において大きな意味を持つ「あのサービス」に対応したモデルたちの登場です。詳細は以下から。
◆1999年
1999年には世界初となる携帯電話を用いたインターネット接続サービス「iモード」が登場。着信メロディや待受画面などのダウンロードサイトをまとめた本がコンビニに溢れかえっていたことを覚えている人も少なくないのではないでしょうか。また、この頃にはNECの折りたたみケータイのデザインが完成形に近づいています。
◆2000年
1999年末に相次いで登場したカラー液晶搭載携帯電話は、2000年にはどんどん主流に。明るく見やすいカラー液晶を備え、大音量の着メロを楽しめる「N502i」が大ヒット商品となったほか、時代を先取りしまくったソニーの音楽プレーヤー搭載携帯電話「SO502iWM」が発売されています。
◆2001年
2001年には503iシリーズがにぎわいを見せる中、10月に世界初の第3世代携帯電話サービス「FOMA」がスタート。しかしFOMA端末初号機「N2001」は連続通話時間約90分、連続待ち受け時間は静止時約50時間という実用性の低さで、小型化も難しく、非常に重厚なボディでした。
◆2002年
まだまだmovaが主流の2002年には、他社より遅れてドコモも写真付きメールサービスを開始。カメラ付きケータイ「SH251i」を引っさげて参入したシャープは、PDAタイプの本体とBluetoothハンドセットが一体化されたFOMA端末「SH2101V」など、非常に個性的なモデルを発売していました。
「カラー液晶、3和音」から「カメラ付きケータイ」へとユーザーのニーズが移り変わっていった1999~2002年。続いてはmovaからFOMAへとシフトしていく様子をお届けします。
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