ドコモが2016年夏モデルとして発表した唯一のタブレット端末「arrows Tab F-04H」のレビューをお届けします。
同じ富士通の最新スマホ「arrows SV F-03H」が限りなくXperiaに酷似したデザインとなったことに驚きを隠せない人もいるかと思われますが、arrows tabでも同じ現象が発生しています……詳細は以下から。
これが7月下旬発売予定の「arrows Tab F-04H」。10.5インチWQXGA(2560×1600)有機ELディスプレイにSnapdragon 808(1.82GHz×2コア、1.44GHz×4コア)、3GB RAM/32GB ROM搭載のハイエンドタブレット。IPX5、8/IP6X相当の防水・防塵性能や耐衝撃性能を実現したモデルです。
前面に240万画素、背面に810万画素カメラを搭載。バッテリー容量は6000mAhです。
サイドはこんな感じ。今回はスクエアなデザインを採用しています。
カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色。
虹彩認証「Iris Passport」を搭載しています。
そんなarrows Tab F-04Hですが、一つ気になるのがそのデザイン。どう見てもXperia Z Tabletシリーズに酷似しています。
背面のデザインもかなり似通っていると言わざるを得ません。
しかし板状の端末である以上、デザインを進化させるうちにたまたま似通ってしまった……ということもあるはず。そこで富士通が直近でリリースしたタブレット3機種と合わせて、デザインの推移を見てみましょう。
まずは2012年冬発売のARROWS Tab F-05E。この頃はカーブを帯びたデザインです。
2013年冬発売のARROWS Tab F-02Fでも、やはりやや丸みを帯びた感じに。
2014年冬発売のARROWS Tab F-03G。ここまで見れば分かる通り、画面左右にあるスピーカー部、そして横置き時に必ず画面右側にくるホームボタンがいわばARROWS Tabシリーズの特徴だったわけです。
しかし最新モデルでは今までのスタイルが無かったことに。どう見ても自分から一気にXperia Z Tabletのデザインに寄せたとしか見えません。
もちろん背面デザインの推移も似たような感じに。F-05E、F-03Gではこのようなデザインだったのが……
最新モデルではこのように。スタイリッシュにはなったものの、何か大切なものが引き替えになってしまっています。
スマホだけでなく、タブレットまでもがソニーのデザインに酷似している結果となった富士通の新モデル。
突然の大きな路線変更に、今までの富士通を支持してきたユーザーの戸惑いの声が聞こえてきそうです。
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