【2016年夏スマホベンチマーク比較】Xperia X Performance、Galaxy S7 edge、HTC 10、AQUOSを比べてみた


auが10機種を発表した一方で、ドコモは7機種、ソフトバンクに至っては3機種と、モデル数がかなり絞られた2016年夏スマホ。

発熱を懸念して採用するプロセッサが割れた2015年夏モデルと異なり、今回の新モデルは「Snapdragon 820」で横並びになっているわけですが、はたして性能差はあるのでしょうか。詳細は以下から。

◆2016年夏モデル4機種でベンチマーク比較
今回比較したのは「Xperia X Performance SOV33」「Galaxy S7 edge SCV33」「HTC 10 HTV32」「AQUOS SERIE SHV34」の4機種。いずれもSnapdragon 820を採用しており、auのみの取り扱いとなるHTC 10 HTV32を除くすべての機種で同じスペックのドコモ版やソフトバンク版の兄弟機が発売予定。

なお、Galaxy S7 edgeを除いて発売前のモデルで測定したため、製品版とは結果が異なる可能性があります。

今回ベンチマーク測定に用いたのは定番ソフト「AnTuTu Benchmark V6.1.4」。

それでは早速計測開始。なお、比較対象としてiPhone 6sも入れてあります。


◆測定結果
・Xperia X Performance SOV33:120413

・Galaxy S7 edge SCV33:136219

・HTC 10 HTV32:132704

・AQUOS SERIE SHV34:127346

・iPhone 6s:127036

◆AQUOSユーザーに朗報、2016年モデルはクロック数が落ちない仕様に
上記の測定結果から分かるように、12~13万台のスコアとなったSnapdragon 820搭載モデルたち。各社ごとに多少スコアは異なり、Galaxy S7 edgeがトップスコアを叩き出していますが、基本的にはどの機種を選んでもそれなりのパフォーマンスを期待できると考えて良さそうです。

また、シャープのAQUOSシリーズはバッテリーの持ちや発熱を気にしてか、2015年モデルでは同じプロセッサを搭載しているにもかかわらず、旧モデルよりもスコアが出ないようにチューニングされていましたが、今回は他社と遜色ないスコアに。

あまり処理速度が落とされてしまうと、ゲームなどのアプリケーションでスムーズに動作しないおそれがあったわけですが、今回はヘビーゲーマーでも安心して選べそうです。

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