最新のiPhone SEを月額1980円で利用できるキャンペーンをauが展開しました。
同じ月額1980円をうたうワイモバイルのiPhone 5sが気になっているのであれば、検討してみる価値はありそうです。詳細は以下から。
◆iPhone SEを1980円で使える「iPhone SE イチキュッパキャンペーン」
これが先日KDDIが発表したキャンペーンの内容。iPhone SEを新規ないしMNPで契約した場合、1回5分以内の通話が定額になる「スーパーカケホ」と1GBプラン「データ定額1」およびauスマートバリュー適用で月額1980円になるというものです。
iPhone SE イチキュッパキャンペーン | iPhone | au
データ定額1は毎月割の対象外となるため、別途本体代金がそのまま発生するわけですが、iPhone SEはiPhoneの中でも廉価モデルに属しており、16GBモデルは5万6880円。そのため24回払い時の本体代を合わせた月額料金は4350円になります。
◆同じ1980円をうたうワイモバイルのiPhone 5sと比べてみた
上記のように、ライトユーザーであればなかなか悪くない月額料金となるauのiPhone SE イチキュッパキャンペーン。そこで同じようにライトユーザーを対象としているワイモバイルのiPhone 5sと料金を比べてみることにしました。
ワイモバイルオンラインショップでiPhone 5sを新規契約してみた場合の月額料金。スマホプランS(2年間限定で1GB→2GBに増量)契約で月額3434円で利用できるものの、12ヶ月で「ワンキュッパ割」が消え、2年目からの月額料金はauよりも高い4514円に。2年間の平均で考えるとauより400円ほど安い月額3974円になります。
◆見逃せない性能の違い、長く使いたいなら断然iPhone SE
月額料金で考えるとやや安い上、データ容量が2GBある部分も魅力的なワイモバイルのiPhone 5s。しかしやはり見逃せないのが、最新機種となるiPhone SEとの性能差です。
iPhone 5sとほぼ同じデザインのiPhone SE。5sと同じ1136×640の4インチ液晶を搭載しており、FaceTimeカメラも同じ120万画素です。
しかし最新プロセッサ「Apple A9」や背面カメラに1.22μピクセルを用いた1200万画素iSight(4K動画撮影対応)を搭載し、VoLTEにも対応するなど、主要性能はiPhone 6sと同じ。つまり性能面でiPhone 5sの2世代先をゆくモデルのため、これから先2~3年は優に活躍できるわけです。
下り最大150Mbpsまでしか対応しないものの、携帯各社のプラチナバンドLTEだけでなくWiMAX 2+やAXGPもサポート。
5sに無かったローズゴールドも展開。もちろん指紋認証センサーや3軸ジャイロ、加速度センサー、近接センサー、環境光センサーを備えています。
いずれもライトユーザーを対象にしているとみられるauのiPhone SEワンキュッパキャンペーンとワイモバイル版iPhone 5s。ライトユーザーは携帯電話の買い換えサイクルが長くなりがちなことを考えると、月額数百円高くても製品寿命が長く、当分買い替えなくとも安心して使えるモデルを選んでおきたいところです。
「型落ち品を安く売る」というワイモバイルの戦略は非常に目の付けどころがいいものでしたが、廉価版とはいえ最新性能の機種を安く使えるのであれば、やはりそれにこしたことはありません。
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