今まではごく一部のスマホにのみ搭載されていた、「プロカメラ」ことマニュアル撮影機能。
2016年夏モデルではフラッグシップモデルの大半に採用されたわけですが、各モデルの違いをさっそくまとめてみました。詳細は以下から。
・Galaxy S7 edge
まずはGalaxy S7 edge。マニュアル撮影モードはホワイトバランス、露出、以外にISO(50~800)、絞り(1/24000~10)、フォーカスを設定できます。
マニュアルフォーカスで撮影しようとすると、ピント合わせを確実に行うため、拡大してくれる仕様なのがポイントです。
実際に撮影してみた例。
近くにあるものでもここまでクッキリとピントが合います。
・Xperia X Performance
マニュアル撮影モードではホワイトバランス、露出以外にはISO(50~3200)のみ設定できるXperia X Performance。あまり面白みはありません。
・HTC 10
HTC 10はホワイトバランス、露出以外にISO(100~3200)、絞り(1/8000~2)、フォーカスを設定可能。
実際に撮影してみた例。
・AQUOS SERIE SHV34
ホワイトバランス、露出以外にISO(25~1600)、絞り(1/100000~5)、フォーカスを設定可能。ISOや絞りの幅が広いのがポイントです。
マニュアルフォーカスを使う場合、ピントが合っている部分が赤く反転する仕組みを採用。「ピントが当たっていたと思いきや、実は甘かった」という失敗が少なくて済みます。
実際の撮影例。暗くなってしまいました。
こちらは明るすぎ。
ようやくなかなかいい感じに。
背景を上手くぼかした一眼っぽい写真を撮りたい時や、とりわけ食事の写真をSNSにアップしたい時などに活躍するマニュアル撮影モード。
慣れないうちは失敗することも多いものの、アシスト機能などを使うことで上手く使いこなしてみると、もう一段上の写真を撮れるようになりそうです。
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