20世紀の半ば、飛行機の機内食はこんなにもゴージャスだった
今から半世紀前の飛行機の機内食、現代では考えられないほど豪華な食事がサーブされていました。詳細は以下から。
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リンドバーグが大西洋を単独・無着陸で横断した1927年、そしてパンナム(パンアメリカン航空)が運行を開始した1929年。飛行機が世界を駆け巡る手段として民間人の前に開かれてからまだ100年も経っていません。
気がつけば海外旅行も当たり前の世の中が訪れていましたが、それに至るまで飛行機での旅行はなかなか手の届かない豪華な旅行手段でした。そして、そんな時代の飛行機の中で出された機内食は、現代ではファーストクラスでもなかなか考えられないほどに優雅でゴージャスなものだったのです。
ノルウェーを拠点とするスカンジナビア航空は創設70周年を記念して、同社のフライトに関する多くの写真を公開しています。そこでは創設直後の1950年代から80年代に至る機内食の数々を振り返ることができます。
ロブスターにキャビア、生ハムにステーキ、テリーヌにローストチキン、山盛りのフルーツまで、高級ホテルのビュッフェのような豪勢な皿が並んでいます。
コック帽のシェフが自らサーブ。
ワインも各種取りそろえています。
山盛りのフレッシュなフルーツが振る舞われています。
その場で生ハムをスライスです。
ファーストクラスでしょうか。通路が驚くほどゆったりしています。
眠れるシートの存在にまずは驚きです。
お皿別に見てみるとこんな感じになっています。細部までこだわっていますね。
現代のパック入りの機内食との違いに愕然としますが、大量輸送の手段として合理化された21世紀の飛行機とはコンセプトそのものが違ったということでしょうか。
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