携帯各社がスマホ普及による通信量増大を抑えるために導入しているWi-Fiスポット。
エリア内であればデータ通信量を気にすること無く、大容量コンテンツであっても快適に送受信できるわけですが、なかなか良いスポットを見つけることができました。詳細は以下から。
これが都内某所で見つけたau Wi-Fi SPOT。見た目は至って普通ですが……
後ろには今まで見たことが無い端末が接続されていました。
KDDIに問い合わせてみたところ、この端末は1.5GHz帯(バンド11)のLTEに対応したデータ通信端末とのこと。つまり上り最大25Mbps、下り最大75Mbpsで通信できるわけです。
100Mbps超えをうたう通信サービスが相次いでリリースされる中、あまり高速では無いのでは……という声も聞こえてきそうですが、KDDIが公開している機種ごとの対応周波数一覧を見ると、近年発売された機種でバンド11に対応したモデルはiPhone・Androidともどもゼロ。そのためバンド11はかなり空いている周波数帯なわけです。
実際に編集部で2GBを超える動画をYouTubeにアップロードしてみたところ、20分強で完了。なかなかの実効速度である上に、通信量もカウントされないため、非常に便利でした。
ただ、街にはいまだに初代WiMAXをバックボーンにしたWi-Fiスポットもあるのが現状。WiMAX 2+への移行で帯域が大幅に削られ、下り最大13.3Mbps、上り最大10.2Mbpsへと減速していますが、利用者が減った分、実効速度は向上しているのでしょうか……?
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