ソフトバンクがシニア向けスマホの新モデルと合わせて、料金プランの改定を発表しました。詳細は以下から。
先ほど発表されたプレスリリースによると、ソフトバンクは2016年9月上旬から初心者でも使える「シンプルスマホ3」を発売するそうです。
シンプルスマホ3は5インチHD(1280×720)IGZO液晶にSnapdragon 617(1.5GHz×4+1.2GHz×4)、2GB RAM/16GB ROM、2810mAhバッテリー、約1310万画素背面カメラなどを備えたAndroid 6.0スマホで、製造はシャープが担当。
防水・防塵だけでなく耐衝撃性能も備えており、LINEやYahoo!地図といったアプリを利用できるほか、緊急ブザーが搭載されています。
ここまでは携帯各社によくあるシニア向けスマホ新機種の告知ですが、問題となるのが以下の部分。月額2000円で200MB通信できるシニア向けプラン「データ定額パック(シンプルスマホ)」の新規受付を終了し、既存シリーズから機種変更するユーザー以外は、他のスマホと同じプランを契約する必要があるとしています。
なお、これまでシンプルスマホ向けに提供してきた「データ定額パック(シンプルスマホ)」は、「シンプルスマホ3」の発売に伴って、新規申し込み受け付けを終了します。今後シンプルスマホで新たに加入できるデータ定額パックは、その他スマートフォンと同様になります。
あまりデータを利用しないシニア層向けに、低価格な「らくらくパック」「シニアプラン」をドコモやauが提供する中、まさかのプラン廃止に踏み切るソフトバンク。
今後ソフトバンクでシンプルスマホを単独契約する場合、1GBプラン(月額2900円、月月割非適用で本体代全額自己負担)ないし2GB以上のプランへの加入が必要となります。
SoftBank、初めてでも簡単に操作できるスマートフォン「シンプルスマホ3」を発売 | ソフトバンク株式会社 | グループ企業 | 企業・IR | ソフトバンクグループ
・2016年8月25日追記
ソフトバンクによると、通常非適用となる1GBプランへの月月割が、シンプルスマホ3については適用対象になるとのこと。
それでもデータ定額パック(シンプルスマホ)と比べて月額900円ほどの値上がりになるものの、負担額が一気に跳ね上がる……という事態だけは避けられそうです。
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