1940年代後半、第二次世界大戦からの復興を果たしつつある東京の路上の貴重な動画
第二次世界大戦の終わった40年代、東京はどのような姿をしていたのでしょうか?
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1945年8月、ポツダム宣言を受諾して無条件降伏した日本。その後は焼け跡からめざましい復興を遂げることとなりますが、そんな1940年代後半の東京を撮影した珍しい動画が存在しています。
この動画には詳細なキャプションなどが付いていないため、撮影者などの詳細は不明ですが、進駐軍関係者と推察されます。最初のシーンでは電信柱に「日比谷病院」「銀座 日本橋」の広告があることから撮影場所が東京であることが分かります。
こちらのシーンの屋台街は奥に見える「道玄坂百貨街」の看板から渋谷の道玄坂で確定と考えて良さそうです。
3番目のシーンでは進駐軍のものでしょうか、ジープが画面を走り去り、奥のお店にはアルファベットを用いた看板が少なからず見受けられます。戦時中との雰囲気の違いがそこかしこに現れているのを感じることができます。
経済企画庁が経済白書「日本経済の成長と近代化」の結びで「もはや戦後ではない」と述べて流行語となったのは戦後11年目の1956年(昭和31年)。この映像が捉えているのはそんな奇跡的な10年間のまさに途上の姿と言えるでしょう。
同時期に撮影されたと考えられるこちらの映像では崩れかけたあばら屋が存在しており、路肩なども整備されておらず、未だ道半ばということがよく分かります。
Japan Street Scenes, late 1940s – YouTube
さて、今の日本はこんなバイタリティを持っているのでしょうか?
vintage everyday_ Rare footage give us a glimpse into street scenes of Japan in the late 1940s
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