迷惑メール根絶なるか、携帯各社が送信者情報を共有へ


迷惑メールの中でもとりわけ面倒な、キャリアメールのアドレスから送られてくるメールについて、携帯各社が本腰を入れて対策します。詳細は以下から。

携帯各社が連名で発表したプレスリリースによると、2016年10月1日(土)からNTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、ウォルト・ディズニージャパンの間で、迷惑Eメールに関する受信者の申告情報を相互に提供する取り組みを開始するそうです。

これは迷惑メールを受信したユーザーが、届いたメールが迷惑メールであることを申告した場合、送信元が加入している事業者に対して「加入者が送信した迷惑Eメールの件名、本文、送信者のEメールアドレス、送信日時、受信者のEメールアドレス」を提供するというもの。

携帯電話事業者は提供された情報を用いて契約約款に基づく利用停止などの措置を講じることで、迷惑Eメールの流通を防止することができるようになります。

ユーザーの他社への乗り換えを防ぐという点でいまだに大きな意味を持つものの、LINEなどの普及によって、重要性がどんどん薄れつつあるキャリアメール。その使い勝手を向上させることは携帯各社によって一定の意味があるだけに、成果を期待したいところです。

迷惑Eメールに関する申告情報の取扱いについて | ソフトバンク株式会社 | グループ企業 | 企業・IR | ソフトバンクグループ

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迷惑メール根絶なるか、携帯各社が送信者情報を共有へ
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