12Gbpsの4K映像を16Mbpsにリアルタイム圧縮できる富士通のH.265/HEVC対応装置がすごい

対応テレビが6万円を切るなど、着実に普及へのハードルを下げつつある4K。しかしまだまだデータ量が大きいのが難点ですが、富士通がスマホ回線で送受信できるサイズにまでリアルタイム圧縮できる、とんでもない装置を開発しました。詳細は以下から。


Inter BEE 2016の富士通ブース。

エンコーダーとデコーダーで構成された「IP-HE950」と呼ばれる小型の装置が展示されていました。

IP-HE950は独自アルゴリズムで高性能化した映像処理LSIを搭載することで、リアルタイムに4K動画を圧縮可能。12Gbpsの元ソースをスマホ回線でもやり取りできる、わずか16Mbpsにまで縮めることができます。

実際の写りはこんな感じ。ギリギリのビットレートのため、決して美麗というわけではありませんが、なかなかのものです。

HD解像度であればDVDの最大ビットレートよりも低い6Mbps。動きの速いスポーツ中継であっても、10Mbpsに収まります。

・関連記事
音と映像と通信の祭典「Inter BEE 2016」まとめ | BUZZAP!(バザップ!)

4Kテレビ、ついに5万円台に | BUZZAP!(バザップ!)

ディスク1枚300GB、ソニーの第2世代「オプティカル・アーカイブカートリッジ」はこんな感じ | BUZZAP!(バザップ!)

この記事をSNSでシェア

フォローまたはいいね!して最新情報を手に入れよう

ハードウェア に関する人気記事

  1. 【超格安ノート】ソフトバンク「Lenovo 14e Chromebook Gen 3」3円でいきなり投げ売り、軽量・高耐久で持ち運びも安心
  2. 【速報】FF14も遊べる格安ミニPC「GMKTEC NucBox M2」値下がり、高性能かつ低消費電力で仕事や趣味など多彩に活躍も
  3. ひと味違う格安パソコン「NVISEN AU01」大幅値下げ、省電力な静音仕様でどこでも活躍できる安心の大容量モデルに
  4. 【速報】Intel N100搭載の格安PC「T-BAO T8 Plus」大容量版が2万円台に値下げ、十分な性能と省電力がポケットサイズに
  5. 「50インチで2万円台、ゲーミングモード有」Xiaomiの最新4Kスマートテレビが破格で登場、32GB ROM搭載で65インチでも4万円台に

ハードウェア の最新記事