今から12年前の2005年12月、彗星のように現れた初の国産スマートフォン「W-ZERO3」の未使用品が発売されました。詳細は以下から。
イオシス アキバ中央通店のツイッターによると、同店に入荷したのはシルバーのW-ZERO3(WS003SH1)で、その数36台。
いったいどこから発掘してきたんだ……と思ってしまいますが、そのあたりは「さすがイオシス」と言わざるを得ません。
なお、気になる価格は7980円。
PHS回線に対応しますが、利用にあたってはPHSの通信モジュールを内蔵した切手大のサイズの「W-SIM」が必要。新規発行は行われていないため、入手は困難だと思われます。
彗星のように現れ、Androidスマホが成熟期を迎える前にWindows Mobileと共に消えていったW-ZERO3シリーズ。
ユーザーに「横スライド型フルキーボードスマホの便利さ」を強烈に植え付けたものの、最終モデルでは自らも縦スライドテンキータイプに移行し、横スライド難民を生み出したいわく付きのシリーズですが、今思い出すと懐かしさに胸が締め付けられる人も多いのではないでしょうか。
なお、Buzzap!では初代W-ZERO3のレビュー記事などもお届けしています。
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