UQ mobileとワイモバイルが取り扱いを開始した「格安iPhone」第2弾、iPhone SE。
以前Buzzap!では実機レビューや性能比較をお届けしましたが、今度はカメラの画質を比較してみました。詳細は以下から。
今回訪れたのは大阪城公園。夜桜をどれだけキレイに撮影できるかを比較してみました。
実機で撮影した写真はiPhone 5s→iPhone SEの順番で掲載。まずは公園入口ですが、「植木市」ののぼりを見れば分かるように、5sの方がざらついています。
やや色鮮やかに写そうとすると5sと、白などをしっかり写そうとするSE。
中にはSEの方が補正をかけすぎて、ぼんやりした絵面になるケースも。
こうやって見ていくと、意外と5sも善戦していることが分かります。
しかしやはりセンサーの違いからか、暗いところであればあるほど5sの方がノイズ多めのざらっとした写りに。
続いてはライトアップされた夜の大阪城の風景を合わせて見ていきましょう。
あまり違いが無いように見える5sとSEの写り。
しかしこちらでは5sの方がきれいなように見えます。
大阪城。石垣の質感でSEに分があるように思われます。
バリアフリー対応のためとはいえ、右横に設置されたガラス張りのエレベーターが色々台無しにしている感のある正面。わずかに5sの方がノイズが多く見えます。
ちなみに大阪城を正面から撮りたくば、入場口に人が並ばない時間帯がオススメです。
続いては大阪城の側から見た大阪市中心部の夜景。SEの方が柵の部分なども表現できているものの、ややぼんやりとした写りで、5sはノイズが多くなってしまいました。
しかしトータルのクオリティで考えれば、やはりセンサーの分だけSEに分があるとみられます。
暗がりの中、風に揺られる花を撮ったところ。やはりSEのカメラは優秀であることが分かります。
花見の季節はシートで埋め尽くされる西の丸庭園入口。
街灯に照らされ、逆光となった桜はこんな感じに写ります。
iPhone SEはiPhone 6s相当のモデルであるため、2世代分の画質差を痛感することになるのかと思いきや、「センサーの分だけSEが有利であるものの、かといってそこまで劇的に変わるわけでもない」という評価に落ち着きそうです。
UQ mobile版では格安スマホが1Mbpsを割り込む平日昼12時台でも共に40~60Mbpsを叩き出すなど、カメラだけでなく通信速度でもあまり差が出ないiPhone SEと5s。
しかしベンチマークソフトを使った比較では優に2倍以上の性能差が出てしまったため、快適な動作を求めるのであれば、なるべくiPhone SEを選びたいところです。
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