ドコモが格安スマホに対抗、通話定額無しの「シンプルプラン」や「シェアパック30」を新設



「通話定額を契約しないユーザーはスマホを割引無しの実費で買え」という、あまりにもえげつないやり方でユーザーに通話定額の利用を強制してきたドコモが、方針を転換しました。詳細は以下から。

NTTドコモの報道発表資料によると、同社は2017年5月24日(水)から「カケホーダイ&パケあえる」の基本プランとして、月額980円で家族通話が無料になる「シンプルプラン」を提供するそうです。

シンプルプランはパケットを分け合える「シェアパック」を契約しているユーザーに対して提供される、月額980円で家族通話のみが定額となる料金プラン。家族以外との通話は30秒ごとに20円が発生します。


シンプルプラン新設により、シェアパック子回線の月額料金は1780円にまで値下がりします。


「シェアパック5」とシンプルプラン、さらにU25割を組み合わせた3人家族の利用料金イメージ。1人あたり3513円で月間2GBと、格安スマホに迫る料金体系となります。


さらに現行の「シェアパック15」に月額1000円を追加するだけで、30GBを分け合うことができるようになる「ウルトラシェアパック30(月額1万3500円)」も新設。「ずっとドコモ割」を適用すれば15年以上契約者の場合、月額1万2300円になるほか、「ドコモ光」を契約すると、1万300円まで値引かれます。

また、「シェアパック」の定額料などの支払いをシェアグループの全回線で均等に分け合える「シェアパック分割請求オプション」の機能を拡充し、シェアグループの契約回線の中から、自由に分割請求対象回線を指定することができる機能を提供するほか、子回線の利用データ量の上限を設定できる機能も提供されます。

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