昨年末にHuaweiが満を持して国内発売したフルスペックスマホ「Mate 10 Pro」。カラーセンサーと白黒センサーを組み合わせた高画質撮影だけでなく、被写体を認識することで、より最適な撮影モードに切り替えたり、買った時の快適さをそのまま維持し続けられるAIを搭載するなど、かなりの意欲作でした。
そんなMate 10 Proの性能をミドルレンジスマホと変わらない価格で楽しめる、とんでもないモデルがあります。詳細は以下から。
これが「Huawei Honor V10」。Huawei Mate 10 Proと同じ5.99インチフルHD+(2160×1080)ではあるものの、有機ELではなく発色に定評あるIPS液晶を搭載しています。
背面カメラはMate 10 Proが2000万画素モノクロセンサー+1200万画素RGBセンサーなのに対し、Huawei Honor V10は2000万画素モノクロセンサー+1200万画素RGBセンサーに。ただしF値は1.6→1.8になるほか、ライカレンズは非採用です。
しかし不思議なのが前面カメラが800万画素→1300万画素へとグレードアップされている点。本来「仕様を簡略化した廉価版」という位置付けのはずが、若者に人気の機能はしっかり強化されています。
もちろんMate 10 Proと同じHuawei独自開発の最新プロセッサ「Kirin 970」を搭載。ユーザーの利用スタイルを学習した上で、スマホの動作速度の最適化を行うなど、ユーザー1人1人に沿った快適な使い勝手を提供するAIを採用しています。
AIを搭載したことで、カメラ機能も進化。被写体を認識した上で最適な撮影モードに切り替える機能を前面カメラでも背面カメラでも利用できるため、あまり写真撮影に慣れていなくとも、それなりにいい写真を撮ることができるようになります。
ちなみにBuzzap!編集部で測定したHuawei Mate 10 ProのAnTuTuベンチマークのスコアは176409。Kirin 970はGalaxy Note 8やXperia XZ1といったSnapdragon 835搭載スマホと肩を並べる性能を実現しています。
バッテリー容量はMate 10 Pro(4000mAh)より少し少ない3750mAh。それでも一般的なスマホよりは大容量です。
各種スペックをまとめるとこんな感じ。Mate 10 Proから防水防塵機能を省いた一方で、イヤホンジャックおよびmicroSDカードスロットが追加され、より使い勝手が向上しています。
なお、技適マークの問題があるものの、Huawei Honor V10は3G(W-CDMA:1/B2/B5/B8)および4G(FDD-LTE:B1/B3/B5/B8、TD-LTE:B38/B39/B40/B41)やBluetooth 4.2、IEEE802.11 a/b/g/n/ac対応無線LANを搭載。
以下の通販サイト「GearBest.com」ではHuawei Honor V10の64GBモデルがクーポンコード「HonV10」適用で本体価格が5万6577円から5万2051円になるセールが実施されています。
Mate 10 Proの国内最安価格が8万4794円であること、ミドルレンジスマホの代表格「Huawei P10」「Zenfone 4」よりも安いことを考えると、とんでもなくコストパフォーマンスが良いと言わざるを得ません。
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