世界で初めて撮影された彗星表面のGIF動画、まるで粉雪が舞うような様子が話題に



月や火星とは全く違った様子が克明に映し出されています。詳細は以下から。

全ての命の母なる星、地球。私たち生命体はそう簡単にはこの星を離れることはできませんが、宇宙探査の進展により人類は月に到着し、次なる目的地を火星に定めました。

人類はまだ到達していませんが、それでも火星探査機から送られてくる多くの画像は地球とは違う惑星の様子を私たち人類に知らせてくれます。

いつか訪れるかもしれない星としての惑星のことを私たちは少しずつ知る事ができるようになってきましたが、太陽系の果てからやってくる彗星はまた異質な存在として多くの謎に包まれています。

ヨーロッパ各国が共同で設立した欧州宇宙機関(ESA)の彗星探査機ロゼッタチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の探査を行い、2016年9月30日に同彗星に落下してミッションを終えました。





この2つの星が結合したような奇妙なチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の形は当時も話題になりましたが、彗星表面を捉えた連続写真から生成された「世界で初めて彗星表面を捉えたGIF画像」が話題になっています。


このGIF画像は彗星表面から13kmほど離れた位置から撮影されたロゼッタの連続写真をもとにツイッターユーザーのlandru79さんが作成したもの。粉雪が舞い散っているように見えるのは、彗星表面のチリが太陽光線を浴びて光っている様子です。

いつか私たちはこんな場所にも自らの足で立つことができるのでしょうか?

This Incredible GIF Reveals What's Happening On The Surface Of A Comet _ IFLScience

宇宙 (ポプラディア大図鑑WONDA)

ポプラ社
売り上げランキング: 75,188

・関連記事
初の太陽系外からの天体オウムアムアが「有機物の皮膜」に覆われていたことが判明 | BUZZAP!(バザップ!)

エジプトで発見された隕石「ヒュパティア」、太陽系内に存在しない化学組成だった | BUZZAP!(バザップ!)

月の地下に全長50kmの巨大空洞を発見、水や氷の存在可能性があり有人探査基地への利用も | BUZZAP!(バザップ!)

火星の地下1~2mに最大100mに及ぶ氷の層が発見される、火星探査の大きな後押しに | BUZZAP!(バザップ!)

13000年前の寺院から発見された石版から古代の彗星群の記述が発見される | BUZZAP!(バザップ!)


フォローして最新情報を手に入れよう

こぼれ話に関連した楽天商品(PR)