「HTC U12+」発表のHTC、お膝元の台湾ですらシェア下落に苦しんでいた



先日6インチフルディスプレイにSnapdragon 845、前面・背面共にデュアルカメラを備えた最新モデル「HTC U12+」を発表したHTC。

かねてから業績が芳しくないという話でしたが、危機的状況にあることが明らかになりました。詳細は以下から。

台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、HTCは6月1日にミドルレンジスマホ「HTC Desire 12+」、6月中旬にハイエンドスマホ「HTC U12+」を台湾市場に投入するそうです。

HTC Taiwanの代表・Darren Chen氏は新モデル2機種の投入により、6月からスマホの販売数が大幅に伸びると予想した上で、2018年末までに台湾のスマホ市場でトップ4入りを目指すと表明しています。

「ASUSと並ぶ台湾トップ2のスマホメーカー・HTCが台湾でトップ4入りを目指す」というのも不思議に聞こえますが、なんと4月のスマホ売り上げランキングで、HTCはApple、Samsung、ASUS、OPPO、ソニーに次ぐ6位だったとのこと。

なお、ミドルレンジモデルの需要が高まっていることを受け、HTCは下期にエントリーおよびミドルモデルを展開する方針。各ターゲットに向けてラインナップを絞ることで生き残りを図っています。

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