ポスト液晶としてもてはやされているものの、高止まりしている感のある有機ELテレビに値下げの波が訪れそうです。詳細は以下から。
海外メディア「DIGITIMES」の報道によると、テレビ用有機ELパネル世界最大手のLGディスプレイが第10.5世代、世界最大規模のディスプレイ工場「坡州(P10)」において有機ELパネルの製造に乗り出すそうです。
当初坡州では液晶テレビ用のパネル生産が予定されていましたが、中国勢の液晶パネル生産能力が向上し続けているため、有機ELに急きょ転換したとのこと。
また、BOE TechnologyやChina Star Optoelectronics Technology(CSOT)といった中国勢がOLED製造開発に取り組んでいることを受け、先手を打って有機ELパネルの製造規模を拡大するねらいがあるとみられています。
なお、坡州での有機ELパネル大量生産は2020年に開始される予定で、低価格戦略を仕掛けることで有機ELテレビの普及を加速させるとのこと。どうやら東京オリンピックが開催される頃には有機ELテレビが程よい値段になりそうです。
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