【後編】なまはげだけは終わらない、実は夏がベストシーズンな秋田県の「男鹿半島」の魅力



「なまはげ館」を後に、さらに夏の男鹿半島を巡ってみます。

前編では全国的な知名度を誇る男鹿半島のなまはげを体感できる「なまはげ館」を見てきましたが、男鹿半島はそれだけの場所ではありません。さらに車を走らせてみます。

「なまはげ館」から「なまはげライン」に戻り、12kmほど走った男鹿半島の北西の果てにあるのが入道崎という岬に来ました。



とにかく見渡す限りの水平線と、ゴツゴツと突き出した岩場が壮大です。日本海に沈む夕日を見られる絶景スポットとして有名ですが、昼間の景色も最高です。


ひたすらに空が広く、海と雲を眺めているだけでも時間が過ぎてゆきます。


磯まで降りていくこともできますが、急坂なので十分気をつけて。



ここはちょうど北緯40度に当たり、モニュメントも設置されています。



これは有名な入道崎灯台。大人200円の料金で登ることもできます。9:00~16:00なので、灯台の上から夕日を見ることはできません。なお、冬期は休業しています。



入道崎灯台はドライブやツーリングのメッカとして、多くのカップルや家族連れ、バイカーたちが訪れます。お土産屋や食堂もたくさんあり、男鹿名物の石焼き料理や新鮮な海の幸を使った海鮮丼などが食べられるはずなのですが、ちょっと遅れると片っ端から売り切れになるので注意です。


BUZZAP!取材班が辿り着いたタイミングでもかなり売り切れが多かったのですが、秋田名物比内地鶏を使った「比内地鶏の親子丼」と「海鮮ラーメン」を食すことができました。どちらも美味しかったのですが、比内地鶏のぷりぷりの歯ごたえは別格です。



入道崎を出発し、八望台に来てみました。ここの展望台(編集部注:改修工事のため、8月10日まで閉鎖予定)からは戸賀湾や一ノ目潟、二ノ目潟といった火山湖を見ることができます。非常に眺望の開けた場所で、天気が良いと奥羽山脈までも見えるとか。


なお、ここも戸賀湾に沈む夕日を見られるスポットとして有名です。山の中なので帰りの運転には要注意ですが…。


廃墟となったなまはげ食堂があります。取って食われそうな雰囲気とネーミングが素敵ですが、さすがにドスが効きすぎでしょうか。


この八望台の手前から県道59号線を走る海岸沿いのルートもオススメです。カーブが多く見通しが悪いところも多いため、スピード出し過ぎは厳禁。ここを走って半島の南西の端まで辿り着くと、こんなゴツゴツした岩場があり、その中ほどに有名なゴジラ岩があります。お分かりになりますか?

近づいてみましょう。確かにゴジラです。


間違いありません。今にも放射線を吐き出しそうな面構えをしています。


他にも面白い形の岩がたくさんありますので、お気に入りを探してみてもよいかもしれません。


いったいここでどうやってゴジラ岩を探せばいいか、迷う方もいるかもしれませんが、大勢の観光客が集って写真を撮っているのですぐに分かるはず。なお、ポケモンGOのトレーナーであれば、ここはジムになっているため迷うことはありません。

ということで、男鹿半島をぐるりと回ってみました。実際には温泉や水族館もあり、宿泊して石焼き料理や海鮮を楽しむというチョイスもあります。東北の涼しくカラリと晴れ渡る夏こそ男鹿半島を存分に楽しむシーズンだと言えるのではないでしょうか?

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