ポスト液晶で日本勢が本格的に置いてきぼりを食らっています。詳細は以下から。
台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、Samsungに続いてLGディスプレイが2018年後半からAppleに対してスマホ用有機ELパネルの納入を開始するそうです。
供給されるパネルは坡州のE6 6G工場で製造されたもので、年内に納入されるのは300~400万枚。歩留まり向上もあって2019年には6.5インチパネルの大半を受注する可能性が高く、1000万枚規模に膨れ上がるとみられています。
なお、LGディスプレイはAppleに液晶パネルも引き続き供給するとのことで、2018年には2000万枚を出荷予定。フラッグシップスマホの有機EL化が進む中、有機ELパネルを量産できていない日本のメーカーは、残った液晶パネルの受注を競うことになります。
また、DIGITIMESの速報によると、Huaweiが次期フラッグシップスマホに中国・BOEの有機ELパネルを採用する予定。ポスト液晶で韓国、中国がキャッチアップに急ぐ中、日本は文字通り置いてきぼりを食らう形になりました。
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