まるで巨大モノリス、完璧な直方体の氷山が南極で発見され話題に

南極といえば狂気山脈の例もあるため、各方面が色めき立っています。詳細は以下から。


南極半島北部の上空を氷河と氷山の観測プロジェクトのために飛行していたNASAの航空機が10月16日、直方体の氷山を発見し写真に収めました。

写真を撮影したのは航空機に搭乗していた化学者のJeremy Harbeckさん。NASAの公式サイトで「これはとても興味深いね。直角っぽい角を持った氷山はよく見るけど、2つの角がここまで綺麗に直角の氷山を見たのは初めてだ」とコメントしています。

この氷山の画像は瞬く間にネット中で話題となっていますが、実はこの氷山のそばにはもうちょっとだけ形の崩れた直方体の氷山がもうひとつあり、こちらも写真に残されています。ちなみに左端に写り込んでいるのが今回話題になっている氷山です。

Harbeckさんは写真を撮ったことについて「本当は調査飛行の目的だったA68氷山の方により興味があるんだけど、この直方体の氷山は見た目が面白いしフォトジェニックじゃん?だから写真撮ってみたんだよね」と述べており、学術的な興味というよりは「バイラル狙い」「インスタ映え」に近い動機だったようです。

これだけ世界中で話題になったことで、Harbeckさんの予想はまんまと的中したということになりそうです。

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