先日お届けした夜景撮影に続いて、UQ mobile独占スマホ「Oppo R17 Neo」のレビューをお届けします。
「ハイミドルモデルでありながら実質2万円台」というコスパの高さもあって、この冬イチオシの格安スマホの座を獲得しているわけですが、今度は格安スマホが苦手とするゲームプレイを試してみました。詳細は以下から。
◆ゲームにもこだわりを見せるOppo R17 Neo
まず確認しておきたいのが、Oppo R17 Neoが搭載しているプロセッサ「Snapdragon 660」の位置付け。
現在国内で販売されているスマホが採用しているSnapdragonシリーズは以下の4種類(海外では7xxシリーズも)ですが、Snapdragon 660はミドルレンジよりもやや高め、ハイミドルの部類に属します。
Snapdragon 8xx:ハイエンド
Snapdragon 6xx後半:ハイミドル
Snapdragon 6xx前半:ミドルレンジ
Snapdragon 4xx:エントリー
つまりよくありがちなSnapdragon 4xxシリーズを搭載した格安スマホより処理能力が高めで、必然的にできることが多いわけです。
加えてOppo R17 Neoの「ゲームスペース」ではゲームの動作を最適化できるほか……
グラフィック性能にブーストをかける機能も。
◆とりあえずゲームをプレイしてみた
まずは老若男女問わず愛されている「ポケモンGO」をプレイしてみました。特段問題なく動いてくれます。
しかしポケモンGO程度であれば、エントリースマホでも十分プレイできます。おまけに300kbpsの通信が使い放題の「節約モード」でも動くほどです。
そこで今度は人気ゲーム「FGO(Fate/Grand Order)」に挑戦。宝具発動時でも特にガクつくことなくプレイできました。
なお、編集部で「少し前のハイエンドスマホでも重い」という声が上がることのある「Sdorica(スドリカ)」もチェックしてみたところ、特に問題なくプレイできました。
おそらくハイミドル向けプロセッサと、ハイエンドスマホにありがちなWQHD(2560×1440)でなく、フルHD+(2340×1080)ディスプレイを採用したことが奏功したとみられます。
テストプレーヤーからの評価が高かったOppo R17 Neoの画面。低価格でありながら6.4インチの大画面有機ELディスプレイを採用しています。
◆実は「Huawei P20 lite」と圧倒的に違います
「値ごろ感ある人気格安スマホ」といえば、夏にUQ mobileからも発売され、今なお売り上げランキング上位に名を連ねる「Huawei P20 lite」が挙げられます。
しかしスマホの性能を可視化する「AnTuTuベンチマーク」のスコアを見ればOppo R17 Neoとの差は一目瞭然。とりわけグラフィック性能の差は2倍と歴然で、CPUの処理能力も1.5倍あります。
ディスプレイもかたや液晶、かたや有機ELと違いは顕著で、内蔵ストレージも「Huawei P20 lite」が32GBなのに対し、「Oppo R17 Neo」は128GB。microSDカードを入れずとも、十分使えるのがポイントです。
カメラ、基本性能ともども高い水準のOppo R17 Neo。次の記事ではディスプレイについて触れる予定です。
OPPO R17 Neo│格安スマホ/SIMはUQ mobile(モバイル)
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