スマホゲームのGPSから捜査当局が位置情報把握か、令状無しで

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スマホでゲームをしていたら位置情報が筒抜け、という可能性が浮上しました。詳細は以下から。

近年世界的な大人気となっているGPSの位置情報を使ったスマホゲーム。ですが、あなたがいつどこにいたのかという情報が捜査当局に流されている可能性があることが判明しました。

◆スマホゲーム運営会社が令状無しで捜査当局に位置情報を提供の可能性
これは検察当局が顧客情報を入手できる企業などの計約290団体について、情報の種類や保有先、取得方法を記したリストを作り、内部で共有していることが共同通信の調べで年始に発覚したことに絡んだもの。

これらの情報の大半は裁判所などのチェックが入らない「捜査関係事項照会」などによって令状無しで取得できると明記されていました。

共同通信によると、上記リストの中にスマホゲームの運営会社記載があり、捜査当局がこの会社を通じてGPSの位置情報を用いたスマホゲーム、いわゆる位置ゲーによって事件関係者の情報を令状無しで取得してる可能性が高いとのこと。

GPSを巡っては2017年に最高裁判決で深刻なプライバシー侵害を指摘されており、令状なく端末を取り付ける捜査手法を違法と認定されました。大手携帯電話会社などは当局に位置情報を提供する際に令状を必要としていますが、こうした会社が抜け道として機能している可能性があります。

◆リストに挙げられた各社の情報を総合するとプライバシーが丸裸に
これ以外に対象として挙げられた企業は、主要な航空、鉄道、バスなど交通各社やクレジットカード会社、消費者金融、コンビニ、スーパー、家電量販店などで、ポイントカードの発行会社や、携帯電話会社なども含まれるなど多岐に渡ります。

また入手可能とされた情報は、ICカードなどの名義人や使用履歴に加え、カード作成時に提出された運転免許証などの写し、顔写真も含まれています。

こうした情報を組み合わせることで個人情報を網羅的に把握され、プライバシーが丸裸にされる可能性があるわけですが、そこに「いつどこにいたのか」というリアルタイムの情報も付け加えられてしまうということになります。

位置ゲーを楽しんでいる人は、自分の「いつどこにいたのか」という情報がが筒抜けになっている可能性を認識しておく必要がありそうです。

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