携帯電話の違約金が「1000円以下」に、ただしスマホ本体の値引きも制限されて「下取り込みで2万円」が上限に
いい知らせと悪い知らせがあります。詳細は以下から。
Advertisement
日本経済新聞社の報道によると、政府が携帯電話の利用料を巡る抜本対策として、2年契約の途中で解約する際の違約金を現在の9500円から1000円以下にするそうです。
これは高額な違約金を低減することで、安価な料金を提示した会社に乗り換えやすくするためのもの。今夏をメドに答申をまとめ、秋までに省令を改正するとしています。
ただし一方でスマホ本体の値引きも制限するとしており、割引額の上限は2万円になるとのこと。本体価格12万円のiPhone XSは、店頭での割引をフルに活用しても10万円にしかなりません。
おまけに上限価格の2万円には端末の下取り費用も含む可能性があるとしており、スマホ本体が高額化する中、下取りを使った本体割引が機能しなくなります。
つまり違約金が1万円減る一方、スマホ本体代金は数万円規模で値上がりするという構図が生まれることになるわけです。
なお、このような施策を進める背景には、利用者にスマホ本体の実際の価格水準を分かりやすくし、高額モデルを敬遠させることでメーカー各社の卸売価格を引き下げる圧力をかける意図があるとのこと。
しかし卸売価格は契約者数の多いキャリアのほうが引き下げやすいため、ドコモのような大手に有利な結果を生むことになりそうです。
コメントを見る
Anker PowerCore 10000 (10000mAh 最小最軽量 大容量 モバイルバッテリー) iPhone&Android対応 *2018年4月時点 (ブラック)
posted with amazlet at 18.04.19
Anker
・関連記事
完全定額の「auデータMAXプラン」「新auピタットプラン」など新プランはどれだけすごいのか、ドコモの「ギガホ」と比べてみた | BUZZAP!(バザップ!)
自称「4割安い」ドコモ新プラン「ギガホ」「ギガライト」、実は値上がりするケースもありました | BUZZAP!(バザップ!)
スマホ高価格化で「iPhone XS」販売台数が「7」の1/3に、今夏から本体割引も禁止 | BUZZAP!(バザップ!)
この記事をSNSでシェア
モバイル に関する人気記事
- 【朗報】Pixel 8a「お値段そのまま」か、まさかの値上げ回避で「7年保証の格安スマホ」爆誕も油断は禁物に
- 【速報】次世代格安タブレット「Alldocube iPlay 60」2万円にいきなり値下げ、3眼カメラやクアッドスピーカーで撮るのも見るのも楽しいSIMフリーモデル
- 【悲報】Galaxy S25 Ultra「積層型バッテリー」非搭載でiPhone 16に見劣り、Snapdragon 8 Gen 4高騰で65W急速充電も非対応に
- 【朗報】Pixel 8a「7年保証」で5月16日発売か、『ずっと使える廉価版』競合各社の格安スマホを圧倒へ
- 【速報】わずか8000円の超格安タブレット「Alldocube iPlay 50 mini Lite」爆誕、動画やゲームも手軽に楽しめて子どもにも最適
モバイル の最新記事
- 日本でも「脱Snapdragon」なるか、ついにMediaTekのDimensityシリーズがクアルコムの牙城を突き崩す快挙
05月07日 12:30 - 薄型特化の新モデル「iPhone 17 Slim」登場か、ついにPlusシリーズお役御免も大画面路線は継続へ
05月07日 12:00 - 【速報】次世代格安タブレット「Alldocube iPlay 60」2万円にいきなり値下げ、3眼カメラやクアッドスピーカーで撮るのも見るのも楽しいSIMフリーモデル
05月06日 20:00 - 【速報】わずか8000円の超格安タブレット「Alldocube iPlay 50 mini Lite」爆誕、動画やゲームも手軽に楽しめて子どもにも最適
05月05日 20:00 - 「Galaxy Z Flip6/Fold6」値下げでファーウェイなどに対抗か、初のExynos 2400搭載でコスト削減へ
05月02日 12:30