104言語を1秒で翻訳できる「Langogo」本格上陸、POCKETALK対抗でリアルタイム文字起こしやWi-Fiルーター機能も


これ1つで世界中どこにでも行ける翻訳機「Langogo(ランゴーゴー)」が本格的に日本市場に進出することになりました。

外国人観光客への対応に困っているお店など、国内でも十分活躍してくれそうです。詳細は以下から。

◆発表されたのは4機種
日本上陸が決定したのは「Langogo」シリーズ4機種。いずれも104言語に対応した双方向翻訳機能、高い翻訳精度、1秒で完了する快速翻訳、中国語・英語・日本語・韓国語のオフライン翻訳、翻訳履歴のエクスポート、人の声によるネイティブ発音などを備えています。

・Langogo Minutes
録音・リアルタイム文字起こし機能に特化したビジネス向けモデル。

・Langogo Genesis
Langogo MinutesにeSIM内蔵のWi-Fiルーター機能を付加し、旅行などでも活躍できるようにしたモデル。AI音声翻訳機能を実装し、1ボタン双方向翻訳機能や同時通訳が可能。

・Langogo Summit
Langogo Genesisにリアルタイム翻訳のテキストを大画面に出力できるミラーリング機能を実装したモデル。大型の会議室で話者から9メートル離れていても、クリアに音声を認識しリアルタイム同時通訳が可能。800万画素カメラを使った画像翻訳にも対応しています。

・Langogo Share
出張や旅行向けのレンタルモデル。60以上の国や地域で無制限データ通信を利用でき、Wi-Fiルーター機能も搭載。500万画素カメラで文字を撮影するだけで、外国語を翻訳してくれます。

◆発表会の様子
・Langogoとは?
登壇したのはLangogo TechnologyのCEO、張 岩氏。

「Language」と「go-go」を組み合わせた造語がLangogoです。

50%を超える技術者集団と17の特許を含めた独自技術に支えられるLangogo。

同社はLangogo Genesisを日本市場に先行投入しましたが……

かなりのフィードバックを得ることができました。特に旅行者、お店などから評価が高かったようです。

Langogoの3つの強み。それは104言語への対応、高精度・ハイスピード翻訳機能、ユーザビリティです。

同じ英語でも、住むエリアによって話し方が異なりますが……

翻訳AIを24種類使用し、「話す」「訳す」「伝える」の3つの行程ごとに最適なAIを活用することで対応しています。

業界唯一の機能としてワンクリックで双方向翻訳ができるだけでなく、Wi-Fiルーター機能も搭載したことで使いやすいのも特徴です。

ビジネスおよびインバウンドに対応すべく、各分野に2モデルずつシリーズを投入することが決まりました。

・ビジネスで活躍するLangogo
ビジネス向けの「Langogo Summit」は音声の即時文字起こし、翻訳、クラウド同期でグローバルなビジネス展開を強力にサポート。

指向性マイク着用で9メートル先まで録音できます。円卓での会議でも十分活躍してくれる1台です。

音声だけでなく、画像翻訳で47ヶ国語を翻訳できてしまいます。

文字起こしと翻訳をリーズナブルな価格で実現した「Langogo Minutes」もラインナップされます。

・外国人観光客にも柔軟に対応できます
「Langogo Genesis」と訪日観光客向けの「Langogo Share」が担うインバウンド対応。2020年に向けて、1億総マルチリンガル化を実現してくれます。

・日本市場での展望は?
なお、Langogoの日本市場本格展開は株式会社パルス(奈良県大和高田市)が担当。

外国人観光客が増えている現状を踏まえた上で……

多言語対応ができない現状を打開するためのアイテムとして、Langogoで市場を開拓していくことを表明しました。

POCKETALKなどを意識した比較も。

興味深いのが対応バンドおよび通信方式。中国をはじめとした世界各国での活用を意識し、GSMやTD-SCDMAまでサポート。日本国内ではソフトバンクのプラチナバンドLTEを利用できます。

Langogoブランド製品の展開も加速。

すでに採用実績もあります。

さらに今回、日本進出を記念して「Langogo Genesis」を購入したユーザー2万人限定で、2年間の無料通信が3年間になるキャンペーンを実施。

販売、レンタル双方で一気に展開していく方針を明かしています。

Langogo | AI Travel Translator for Travel and Connect

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