全身がロマンの塊です。それにしてもちょっとワイルド過ぎますが…。
キャンピンカーはロマンです。自分の住処でそのまま風に吹かれて旅をする。気に入った場所で止まり、夕日を見ながらグラスを傾ける。
日本ではなかなかそうしたライフスタイルを確立するのは困難ですが、オーストラリアやアメリカ合衆国、ヨーロッパなどではこうした形で居住しながら旅をする事はひとつの生き方として確立しています。
それにしても、2階建てで8つの部屋を持つ住居を貨物用トラックの上に建造してしまう人がいるとは誰が考えたでしょうか。
このロマンの塊とでもいうべきキャンピングカーを作ったのはエチオピアの発明家、Abient Tadesseさん。自らのガレージで3年の月日を掛けて完成させました。
背面のこのフォルム!外階段に悶絶します。
このキャンピングカーには3つの寝室と2つのリビングルーム、バスとトイレが合わせて3つあり、2階にはテラスまでがしつらえられています。
リビングルームには音響機器も完備です。今夜はパーティでしょうか。
あまりにもワイルドですが、この質感といい物理法則の超越を感じさせる造形といい、ハウルの動く城(ソフィー掃除前)にそっくりと断言せざるを得ません。BBCアフリカによる動画は以下から。
こんなキャンピングカーでサバンナを疾走してみたいところですが、未舗装の道路を走るとハウルの動く城と同じ結末を迎えそうな気もしないでもありません。
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