省スペースな上におしゃれな未来感がたまりません。詳細は以下から。
自宅にいる時間が長くなり、部屋を居心地よくしようとしたとき、まず思いつくもののひとつが植物ではないでしょうか。
ガーデニングができない場合でも、花を飾ったり観葉植物を置いたりといろいろな方法がありますが、実際に食べることのできる野菜やハーブを育ててみるのもひとつの手段です。
とはいえ限られたスペースでは育てられる種類も限られてしまいますが、この「Rotofarm」を使えば部屋の中でも多くの植物を一度に、しかも手軽に育てられてしまいます。
Rotofarmは幅60㎝程度のタイヤのような形状の水耕栽培キット。内側に20のスロットが設けられており、ここに植物を植えることができます。
RotofarmはNASAの無重力化での植物栽培の研究を参考に開発されたもの。中央のLEDライトは太陽光の波長に赤と紫の波長を増幅させて植物の生育に最適化された「Sun+」と呼ばれる光を用いています。
またRotofarmは46分間に1回転し、これによって重力が制限していた植物の育成スピードを最大2倍にまで増幅させるとのこと。観葉植物込みのインテリアとしてもなかなか美しい仕上がりです。
操作も簡単で、種が仕込まれたココナツ繊維のユニットを設置し、下部のタンクに水を張れば準備完了。
あとはスマホアプリからモニタリングするだけ。週に5分程度の手入れでOKです。
通常の土を使ったガーデニングに比べてスペースを1/3にできるほか、使う水の量も95%節約可能。電気も省エネのLEDのため大幅に削減できます。もちろん化学肥料なども使わないオーガニックな野菜やハーブを年間通して収穫できることに。
推奨されている植物はレタス、ケール、パセリ、ホウレンソウ、ルッコラ、ミント、ローズまりー、タイム、チャイブ、食用花など。もちろんこれ以外も自由に栽培可能です。実際に使っている公式動画は以下から。
Rotofarm on Indiegogo from Bace on Vimeo.
このRotofarmは海外の複数のデザインアワードで受賞しており、現在クラウドファンディングサイトIndiegogoでファンディング中。プレセールス価格として22%オフの81679円で購入可能です。
お高く感じるかもしれませんが、幅1.5mのガーデニングスペースを準備することを考えると長い目で見ればお得ということになるかもしれません。
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