機能性とか使いやすさとか、そういう話じゃないんだ…。詳細は以下から。
この世界的なロックダウンの中、DTMミュージシャンのWilliam Sun Petrusさんが100年前のRemingtonのポータブル型タイプライターをMIDIドラムマシンに魔改造してしまいました。
それぞれのキーがArduinoを通してMIDIコントローラーのトリガーとなり、それぞれの信号がPCに取り込まれてDTM用LiveソフトのAbletonに入力され、楽曲が演奏されます。
最初のシーンではんだ付けしつつ自ら魔改造しているシーンが入っていますが、これこそロマン。より使いやすく合理的なドラムマシーンはいくらでも存在しますが、そうじゃない、このこだわりなんだよと断言したくなります。
こちらはAbletonからの出力を編集せず、実際にタイプライターを操作している際のノイズの流れる未編集バージョンです。
動画のキャプションに使用ソフトやハードウェアなどの詳細が記されているので、気になった方は参照してみてください。
いつ終わるとも知れぬステイホームの日々、ここまでこだわりつくすのもひとつの楽しみ方かもしれません。
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