スマホなどでも顔認証システムが使われるようになったコロナ禍の2020年において、このマスクはもはやジョークアイテムではありません。詳細は以下から。
世界保健機関(WHO)が6月5日、新型コロナウイルスをめぐるマスク着用の指針を変更し、「各国政府に対し、一般市民のマスク着用を奨励するよう助言する」と公共の場での着用を推奨しました。
これはマスクで「感染力があるかもしれない飛沫を遮断」できると示す、新たな研究結果を踏まえた対応で、新型コロナの第2波、第3波を防ぐためにも末永くマスクの着用が求められることになりました。
そんな中、アメリカ合衆国サンフランシスコのデザイナー、Danielle Baskinさんは選択して繰り返し使える「自分の顔がプリントされた布マスク」を作成するサービスを公表しました。
Baskinさんは以前N95マスクに自分の顔をプリントするサービスを創設してウォールストリートジャーナル紙などで大きく取り上げられましたが、現在N95マスクは供給が追い付いていないことから、布マスクでの作成を決めたとのこと。
When I go outside I put on my second face. 👃👄 pic.twitter.com/ys5pisuY1A
— Danielle Baskin (@djbaskin) June 12, 2020
基本的には顔写真を送ってプリントをオーダーする形式。現在鋭意ローンチに向けて準備中で、ほどなく開始されるとのことです。なお、送る画像データは自分の顔写真以外でもプリント可能。
なおこの「自分の顔のマスク」の優れている点は、なんといってもスマホなどの顔認証システムを突破できること。
マスクをしながらスマホを使っていて、顔認証できずに面倒な思いをしたことのある人は多いはず。これを付けていればわざわざパスを入力する手間が省くことができます。
今後も長く付き合うマスクだけに、こうしたちょっとした手間やストレスをなくす効果は小さなものではありません。日本国内でも手軽にこうしたプリントができるようになればいいのですが…。
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