セグウェイが生産終了、21世紀の夢の乗り物は不発のまま消滅へ



21世紀の新たな乗り物として鳴り物入りで発表されたセグウェイ。話題とは裏腹に世界的に見ても限定的な導入に留まり、くすぶり続けていましたが、このタイミングで生産終了です。詳細は以下から。

2001年に発表され、21世紀を彩る「夢の発明」とまで言われた立ち乗り電動二輪車「セグウェイ」が2020年7月15日に生産終了することが明らかになりました。

これは製造元であるアメリカ合衆国のSegway Inc.が現地時間6月23日発表したもので、声明では「近年セグウェイの市場は飽和している。セグウェイは非常に耐久性があり、多くは10年以上使われている」と述べました。

警備や観光で活用され、空港などでも走る姿を見られましたが、1台60万円前後という高価格もあって広範囲な販売は振るわず、限定的な利用に留まっていました。


日本では道路交通法上公道を走行することはできず、無許可でセグウェイのイベントを行った業者が同法違反で略式起訴され、罰金50万円の判決を受けています。その後道路運送車両法の施行規則などの改正によって公道での走行許可の可能性もでてきていましたが、結果的に間に合わなかったことになります。

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