新型コロナのパンデミックで危機に瀕している音楽・エンターテインメント業界。特に演者と客が一か所に集まるライヴ形式での講演は感染拡大防止の観点から細心の注意を払う必要があります。
そんな状況を逆手にとってなんとも魅力的なライヴが開催されました。
アメリカ合衆国のロックバンド、ザ・フレーミング・リップスは10月14日、オクラホマ州の州都オクラホマシティのThe Criterion Arenaでライヴを開催。
バンドメンバー全員がビニール製の透明な巨大バルーンの中に入って演奏を行い、来場したお客さんも全員同じようなバルーンの中で楽しむという究極のソーシャルディスタンス対策を施した前代未聞のライヴとなりました。
その際の動画がこちら。かなり自由に飛び跳ねて盛り上がれています。他では体験できない、思い出に残るレアな体験となったかもしれません。
ザ・フレーミング・リップスは6月時点でこの「ニューノーマル」対応の試みを発表していましたが、実際にライヴ会場で実現してみせたことになります。
こうした日々を思い出として語れる時期が早く訪れることを祈るばかりですが…。
ヨシミ・バトルズ・ザ・ピンク・ロボッツ
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