昆虫食を楽しめる日本初の「蟲カフェ」開店へ、灯螂舎がクラウドファンディングをスタート



昆虫食を楽しめるものの、これまでのイロモノ路線とはひと味違ったコンセプトでの「蟲カフェ」をつくろうとクラウドファンディングが始まっています。詳細は以下から。

Buzzap!では数年前から昆虫食について取り上げてきました。以前は東南アジア特有のゲテモノ料理とされていましたが、国連の人口爆発に対する食糧確保の提言で現実的な選択肢として私たちの前に提示されたものの、まだそれから10年も経っていません。

日本でも昆虫食フェスが開催され、コオロギラーメンなどがテレビで人気になり、パウダー状の昆虫を用いた製品を無印良品が発売するに至り、ようやく日常生活に着地しようとしています。

そんな中で、これまでよりもさらに一歩進んで「昆虫食が当たり前の未来」をコンセプトとした、昆虫食や博物雑貨を手軽に楽しめる「蟲カフェ」の2021年6月の開店を目指し、灯螂舎がクラウドファンディングを開始しました。

灯螂舎は、群馬県前橋市の古倉庫を「蟲カフェ&ギャラリー」として蘇らせる、東京出身で群馬県在住の24歳、大澤栞那さんによるプロジェクト。


灯螂舎の蟲カフェでは昆虫食を提供しますが、これまでの昆虫の見た目そのままな料理ではなく、コオロギパウダーを中心に「虫の姿形が見えない素材」を使用します。これは昆虫食にまだ抵抗がある人でも「美味しいところだけ」をダイレクトに味わえるようにするため。

プレスリリースでは「『イロモノ』として話題になるのではなく“一般のカフェ”として堂々と存在できる」ことを目標に掲げており、あくまで健康に良く美味しい料理であることを前提としています。なお、通常メニューの中には昆虫を使っていないもの、昆虫抜きでオーダーできるものもあるとのこと。


併設のギャラリーでは昆虫標本や博物画・虫雑貨といった自然科学系アイテムを販売するほか、古道具や全国の生き物系作家による作品を展示・販売する予定。個展や合同展、企画展、季節ごとのイベントなども行っていく予定です。

加えて、全国の昆虫食を取り扱っているメーカーの昆虫食品も販売されるとのこと。日本初の昆虫食をフィーチャリングしたカフェというだけに留まらず、国内の昆虫食品を一手に楽しめる場所ともなりそうです。

灯螂舎は現在クラウドファンディングサイトCAMPFIREで2021年1月30まで開店資金を募集中。リターンでは灯螂舎の飲食や物販の割引や昆虫食セットなどを選ぶことができます。


若い世代の新たなコンセプトによる「蟲カフェ」は日本の昆虫食をさらに一歩進めることになるのでしょうか。非常に楽しみなところです。

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