Anker初の格安ノイキャン完全ワイヤレス「Soundcore Life A2 NC」速攻レビュー、十分使えてバランスのいい初心者にオススメの1台

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ノイズキャンセリングイヤホンに興味があるものの、「いきなり2～3万円のモデルを買うのはちょっと……」という人も少なくないはず。

そんな人にうってつけの高コスパモデルをAnkerが発売しました。レビューは以下から。

◆Anker初の格安ノイキャン完全ワイヤレス「Soundcore Life A2 NC」
これが今回レビューをお届けする「Soundcore Life A2 NC」。同日発売の「Soundcore Liberty Air 2 Pro」ともども、Anker初となるノイズキャンセリング対応の完全ワイヤレスイヤホンです。

Anker初となるアクティブノイズキャンセリングを搭載した普及モデルではあるものの、6つのマイクを用いたクリアで雑音のない通話やIPX5の防水、10分の充電で1.5時間再生できるなど実用性に富んでいます。

開けてみたところ。Soundcore Life A2 NC本体のほか、充電ケースやイヤーチップ、イヤーウィング、USB/USB Type-C充電ケーブル、クイックスタートガイドなどが付属しています。

Soundcore Life A2 NC本体はこんな感じ。

イヤーチップはXS/S/M/L/XL、耳にしっかり取り付けられるようになるイヤーウイングはS/M/Lサイズがあり、購入時点ではMサイズが本体に取り付け済みです。

通常時であれば最大35時間（イヤホン本体は最大7時間）、ノイズキャンセリングモードでは最大30時間（イヤホン本体は最大6時間）の音楽再生を実現する充電ケース。

コンパクトのようにパカッと開けるタイプです。

下部に3つLEDがあり、点灯状態でバッテリーケースの充電状況が分かる仕組み。

背面にはUSB Type-C端子。

スマホの充電器を使い回すことができ、約2時間でフル充電できます。

◆アプリでノイズキャンセリング機能や音質の設定も
Soundcore Life A2 NCは「Soundcore」アプリ（Android版、iOS版）を使うことで、さまざまな設定が可能。

目玉機能となるノイズキャンセリングの設定もここから。「交通機関」「屋内」「屋外」を選ぶだけです。

スーパーのレジでのやりとりや、誰かに話しかけられた時でもイヤホンを着けたままで済む外音取り込み機能も必要に応じて「全ての外音」「音声フォーカス」から選べるように。いずれの機能もオフにして、ただのイヤホンとして使うこともできます。

いちいちアプリを開かずとも、ウィジェットを使えばスマホのホーム画面からすぐさまモードを切り替えできるのもうれしいポイントです。

また、Soundcore Life A2 NCはクラシック、ロックなどの定番ジャンルはもちろん、radikoユーザーなどに薦めたい「話し言葉」まで選べる22種類ものイコライザーを利用可能。

左右それぞれにあるボタンを使って曲送りなどの操作ができるほか……

アプリでどの機能を使えるようにするか、設定することができます。

◆ノイズキャンセリングを試すならこの1台、初心者にもオススメです
Buzzap!編集部ではSoundcore Life A2 NCのノイズキャンセリング性能を試すため、実際に電車に乗ってみました。

試してみたのは電車の中でも最もうるさいポイントであろう連結部分のすぐそば。特にドアがない側は走行中の音がうるさく、通常のイヤホンだと「とにかく音量を上げる」以外に対処法がありませんでしたが、必要以上に音量を上げずとも快適に音楽を楽しめました。

いろいろ試してみたところ、ノイズキャンセリング性能については上位モデルにあたるSoundcore Liberty Air 2 Proとほぼ同じという印象。普及モデルだからといって肝心の性能面で引けを取ることはありません。

にもかかわらず本体価格は税込9980円とリーズナブルなため、「とりあえずノイズキャンセリングイヤホンを試してみたい」という人にはベストマッチな1台ではないでしょうか。

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